夏ドラマの小芝風花はゴリ押しで!? テレ朝がオスカーの呪縛から逃れられないワケ
#ドラマ #テレビ朝日 #小芝風花 #オスカープロモーション
今夏放送開始のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『妖怪シェアハウス』(土曜午後11時15分~)の主演に、大手芸能プロ・オスカープロモーションの、現在の一押し女優である小芝風花が抜擢されることがわかった。
同作で小芝が演じる主人公・目黒澪は人に嫌われることを恐れ、言いたいことも言えず、空気ばかり読んで生きてきた女の子。やりたいこともなく、とりあえず就職し、いずれは無難に社内恋愛、結婚、出産と考えていたのに、恋した相手は、究極のダメ男。この男が原因でお金に仕事に住まいまで奪われ、ボロボロのどん底に陥って、たどり着いた先は、妖怪たちが生活するシェアハウスだった。澪が直面するトラブルや面倒な相手を、おせっかいな妖怪たちがしゃしゃり出て、「やりすぎ」なほどの過激なやり方でやっつけていく。そんな自由に振る舞う妖怪たちと関わるなかで、澪がたくましく成長していく姿を描いた作品だ。
今クール、中村倫也主演の『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)でもヒロインに起用されている小芝にとっては、2クール連続の大役。小芝は昨年1月期にNHKドラマ『トクサツガガガ』で主演を務めたが、民放連ドラでは待望の初主演となる。
これまで、テレ朝はオスカーと蜜月関係を保ってきた。その最大の理由は、同事務所のエースだった米倉涼子の『ドクターX~外科医・大門未知子~』という高視聴率ドラマを継続させるためだった。その見返りとして、無理難題を聞いてきたが、当の米倉は3月で退社した。もはや、テレ朝がオスカーのゴリ押しを許す必要はなくなったはずなのだが、なぜ小芝のプッシュを受け入れたのか?
「テレ朝は小芝を、2019年7月12日と13日に放送したスペシャルドラマ『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』の主演に抜擢。同7月期の『べしゃり暮らし』(間宮祥太朗主演)ではヒロインに起用しています。情報バラエティ番組『オスカル!はなきんリサーチ』ではMCを務めていますし、いずれ連ドラの主演に起用することは既定路線だったので、今さら変更するのは難しい。
それに米倉との関係をつなぎ留めておくために、オスカーと疎遠になるわけにはいかないとの考えが見え隠れします。米倉は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、今年10月期に予定されていた、テレ朝の主演ドラマのオファーに難色を示しているといいます。しかしテレ朝はあきらめきれない。
もう彼女がオスカーの人間ではないとはいえテレ朝では、3月に会長職に勇退した古賀誠一前社長と米倉との関係は、まだ良好だとみているのです。米倉のドラマには古賀氏が“企画協力”で名を連ねてきましたから、古賀氏に仲介をしてもらえば、米倉も翻意してくれるんじゃないかとの希望をもっているようです。そのためにも、オスカープロとの関係は切るに切れないのでしょうね」(芸能プロ関係者)
テレ朝とオスカー間の複雑な関係の中で、初の民放連ドラの主演に臨む小芝。“ゴリ押し”などと揶揄されぬよう、演技力で勝負して、ヒット作へと導いてほしいものだ。
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