『チコちゃんに叱られる!』大竹まこと、往年の暴れん坊っぷりを彷彿とさせる所業! チコちゃんにペンのキャップを吹いて飛ばす
#岡村隆史 #夏菜 #チコちゃんに叱られる! #大竹まこと #斉木しげる
6月5日放送『チコちゃんに叱られる!』(NHK)のゲストは、夏菜と大竹まこと。今回で3回目の登場の夏菜はチコちゃんから「オリジナルメンバー」の称号を得たが、大竹に至っては今回で14回目の出演である。準レギュラー、オリジナルメンバーを通り越して、もはや殿堂入りだ。
この日、番組が取り上げたのは以下の3つのテーマだった。
・なんでゴムは伸び縮みするの?
・カルビってなに?
・人一倍はなんで人二倍って言わないの?
大竹まことと斉木しげる、「3日前に会った」と仲の良さ露呈
1つ目の疑問「なんでゴムは伸び縮みするの?」の答えは、「ゴムがまるで水のようだから」。もう、さっぱりわからない。詳しく教えてくれるのは、東京工業大学教授の中嶋健先生だ。
最近は石油から作る合成ゴムが多いが、元々ゴムはゴムの木から採取された白い樹液などを主な原料に作られていた。ゴムの樹液からできたゴムを科学的に分析すると炭素が水素に囲まれており、それらがたくさん繋がって紐のような状態になっている。このゴム分子は1本がおよそ100ナノメートル(1万分の1ミリメートル)の電子顕微鏡でも見えないくらいの小ささで、水の分子のように動き回る。ゴムの分子が自由に動き回るということは、どういうことか。輪ゴムを引っ張ると細くなり、元に戻すと縮みながら太くなるが、それは分子が自由に動く性質のため。水に例えると、水が100ミリリットルのビーカーに入っていると太くなるし、メスシリンダーに注ぐと同じ100ミリリットルでも細くなるのと同じである。
……という説明を聞いても、正直、あまりピンとこない。すると、中嶋先生から、「ゴムの分子の気持ちになればわかる」と番組スタッフにアドバイスが授けられた。そこで、手首を紐で繋いだ6人に参加してもらい、実験が行われた。6人は繋がった状態のまま室内を自由に動き回っていいというワークだが、誰かが行動するときは、その人が動きやすいように6人が近くに集まるのだ。これは、まるでゴム分子! つまり、彼らは“仮想ゴム分子”である。
ちなみに、このときバックに流れていたBGMはONE PIECEのオープニング曲『ウィーアー!』だった。なるほど、ゴム人間なだけに。
すると、そこへ唐突にシティボーイズの斉木しげるが登場し、持ち歌の『LOVER’S RUBBER BRAIN 恋人達のゴム脳』(作詞:三木聡 作曲:小西康陽)を歌い出した。『ウィーアー!』と同じく、この曲もゴム繋がりだ。そして、歌う斉木に気付いて、その歌唱をかぶりつきで見る6人の仮想ゴム分子たち。横に広がると手が引っ張られて斉木に手拍子できないが、縮んだ状態になると手拍子を再開できる。まさに、ゴム分子の性質だ。ゴムが伸びて縮む原理をそのまま表している……って、わかりにくいよ! どちらかと言うと、まだ中嶋先生の口頭の説明のほうがわかりやすかった。
ちなみに、このVTRをニヤつきながら見ていた大竹は「あいつ(斉木)、3日前にも会ったのに何にも言ってなかった」と口にした。シティボーイズの3人は、なんだかんだ今でも会っているということ。変わらぬ仲の良さに、こちらがニヤついてしまう。
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