『24時間テレビ』裏テーマは「嵐と中居で芸能界を応援」? 日テレとジャニーズの“驕り”に失笑
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『24時間テレビ』を強行したい日テレとジャニーズの驕りが炸裂している。
日本テレビの夏の風物詩『24時間テレビ 愛は地球を救う』が、今年も放送される見通しだ。同番組に対しては以前からネット上で、チャリティーマラソンの不正疑惑や「感動ポルノではないか」といった疑問の声が上がっていたが、今年は特に新型コロナウイルス感染拡大第2波への懸念もあり、いつにも増して不要論が噴出している。
そんな世間の意見などどこ吹く風で強行する気満々の同番組について、6月11日発売の『女性セブン』(小学館)では「『中居正広が走り嵐が歌う』24時間激突で本当に救いたいもの」という記事を掲載している。
その内容は、活動休止前ラストイヤーとなる嵐が番組を盛り立て、中居正広がチャリティーランナーとしてマラソンに挑むのではないかというものだ。そこにKing & Princeの平野紫耀も参加し、「『奇跡の共演』に胸がふくらむ」と少々はしゃぎ気味に報じている。さらに、番組のサブテーマが「テレビと芸能界の応援」だといい、新型コロナウイルスで停滞しているテレビ業界をジャニーズと日テレで盛り上げるというのだ。ジャニーズ御用媒体とも言われる『女性セブン』だけに、なんとも提灯記事じみた内容だが、「さすがに薄ら寒いですね」と笑うのは中堅芸能事務所デスクだ。
「『24時間テレビ』の放送は別にいいと思いますけど、『テレビと芸能界の応援』って意味わからないですよね……なんでそれをジャニーズと日テレが仕切るみたいになっているのか(苦笑)。テレビ業界だって、多くの芸能事務所と制作会社が一緒になって、今も試行錯誤してやれることを全力でやってますよ。
多分、今年の『24時間テレビ』放送については批判も多いから、別のメッセージ性を持たせてなんとか世間に認めてもらいたいのかもしれないけど、チャリティー番組の核の部分がブレちゃいけないと思いますよ。日テレはジャニーズも嵐も大層大事なんでしょうけど、このコロナ禍でマラソンをやることや、24時間スタッフが出入りしながら番組を作ることにリスクはないのか、冷静に見極める必要があるでしょう」
挙げ句の果てに記事内では、この中居&嵐共演プランを「テレビ史上最大の作戦」とまで謳い持ち上げまくっているが、そもそもテレビは日本テレビだけのものでもなければ、ジャニーズのものでもない。番組を放送するにせよ、日テレとジャニーズの驕りが際立つ内容にならないことを祈りたい。
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