キンプリ、新曲が自己最高初動を記録! でも「売れてるのは平野紫耀だけ」グループ内格差が“第2の手越”を生む危険性
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グループ内格差が“第2の手越祐也”を生むかもしれない。
ジャニーズの人気グループ・King & Princeの新曲「Mazy Night」が初動売り上げ枚数35万6147枚を記録。自己最高初動枚数のデビュー曲「シンデレラガール」の31万枚(すべてオリコン調べ)を超える結果となり、業界からも驚きの声が上がっている。
というのも、新型コロナウイルスの影響で本作が主題歌になっているドラマ『未満警察』(日本テレビ)は放送延期。さらにこの2カ月は多くのラジオ・テレビ番組が収録をストップしていたため、通常の宣伝活動ができなかったにもかかわらず、この数字を叩き出したのだ。レコード会社スタッフはこう語る。
「今回ばかりはプロモーション不足で、売り上げも落ちると思っていたので驚きました。デジタル配信をやらないジャニーズはCD売り上げに強いと言われてきたけど、やはり全体的に少しずつ落ちてきています。ジャニーズの今後を担うKis-My-Ft2、SexyZoneなど肝心の若手たちも微減を続けている中、キンプリの快進撃は目を見張るものがありますね。嵐なきあとのジャニーズは彼らにかかっているのかも」
2018年、ジャニーズJr.の中で一番の人気を誇り、鳴り物入りでデビューしたキンプリだが、なんといってもメンバー・平野紫耀の訴求力が凄まじいという。バラエティ番組では天然ボケなキャラクターが重宝され、主演映画もヒットを記録。雑誌の表紙を飾れば軒並み重版がかかるというから、業界からの注目度もひときわ高い。しかし、平野一辺倒になりつつあることが諸刃の剣だと指摘するのは、大手芸能事務所のデスクだ。
「どうやら今一番のジュリー社長のお気に入りが平野みたいですね。ところが、そのせいでほかのメンバーとの格差がどんどんひらいていってる。雑誌もグループ表紙より、平野ソロ表紙のほうが断然売れるんだとか。平野単体のCMや映画も多いから、自ずと収入の格差も出てきているでしょう。グループというのは一蓮托生ですが、同性同士だから嫉妬もあったりして結構難しい。特に男性は収入面の格差でぎくしゃくすることが多々あります。SMAPや嵐がうまくいったのは、メンバーにそれほど仕事量の差がなく、全員の知名度をあげることができたから。
対して、今伸び悩んでるキスマイやHey!Say!JUMPはデビュー当時からあるメンバー間の格差を埋められないまま、ここまできてしまった。一番いい例はNEWSで、最初に初期メンバーの山下智久だけをプッシュしたせいでバランスが崩れ、結果的に今のどうしようもない状況になってる。キンプリもこのままだと、二の舞になりかねない」
キンプリはジュリー社長肝入り案件だというが、果たして今後どう成長させていくのだろうか。デビュー2年目を迎える今、プロデューサーとしての腕が試されるだろう。
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