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日刊サイゾー トップ  > 『猥談バー』は現代のオアシスか
じゃまおくんの「WEB漫クエスト」

「みんなちがって、みんないい」性的嗜好の見本市『猥談バーで逢いましょう』 

豚と女王様

(c)地球のお魚ぽんちゃん、佐伯 ポインティ/新潮社

 次は、豚連れのSMの女王様。豚というか、どう見ても初老の紳士風なんですが、それでも豚なんだそうです。豚は女王様にしゃべることを禁じられているので一切しゃべりません。とても忠実な豚なのです。

(c)地球のお魚ぽんちゃん、佐伯 ポインティ/新潮社

 しゃべっちゃいけないなんて、いくら奴隷でもかわいそうじゃないか、なんて思ってしまいますが、ガチのドMなので心配ご無用。むしろ豚にとってはご褒美なのです。「なんなら貫通してもいいです」って、なかなか普通の人には言えないセリフですよね。貫通されたら死ぬしね。

(c)地球のお魚ぽんちゃん、佐伯 ポインティ/新潮社

 女王様は、豚に豚らしい振る舞いを、電子メールを使ってフィードバック。それにメールで応える豚(紳士)――なんという意識の高い関係性でしょうか。こうやってパートナー同士、より高みを目指していく姿勢こそ、理想の女王様と奴隷の関係といえるのです!この尊さ、わかります? 僕、全然わかんないっス。

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