日テレ社長が強いコダワリ!? 『24時間テレビ』を是が非でも開催したいワケとは?
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日本テレビ系列の特別番組『24時間テレビ 愛は地球を救う』が今年も開催する方向で進められていることを同局が明らかにした。
新型コロナウィルスの感染拡大の影響もあり、フジテレビは5月25日、『FNS27時間テレビ』の今年の放送中止を発表。TBSも4月に放送予定で延期されていた『オールスター感謝祭2020春』の放送中止を決定した。
そうした中、『24時間テレビ』の動向に注目が集まっていたが、日テレは先月28日に「今年の『24時間テレビ』は、新型コロナウイルス感染に対する安全面に配慮したうえで、内容を工夫して放送を予定しています」との意向を示した。
これを受けてインターネット上では、「今年はやめた方がいいと思う」「未だに終息が見えない状況下で放送を強行する必要があるのか?」といった厳しい声が噴出している。
ダウンタウン・松本人志も同月31日放送のフジ系『ワイドナショー』で「他局さんのこと言うのもあれですけど、できるかね?」とし、「マラソンがもう無理でしょ」と首を傾げた。日テレの局内からはこんな話も……。
「正直言って具体的な話はまだほとんど現場レベルには下りてきていません。(毎年メイン会場となっている)日本武道館は抑えたという話はありますが……。9月の状況が分からないので現時点では何とも言えませんが、武道館を使うとしても下手すると無観客になるでしょう。現状ではロケものが厳しいので、収録ものや過去の映像の編集などを増やすのではないでしょうか。チャリティーマラソンに関してはなるべく“密”を避けるため、スタート地点やゴール地点の人を減らすなどの対策が想定されます」(日テレ番組スタッフ)
そのうえで、同局が『24時間テレビ』の放送にこだわる理由をこう明かす。
「単純に局をあげての看板番組というのもありますが、スポンサーウケがよく、毎年収支がプラスになっているというのも理由の一つ。それに、昨夏に社長に昇進した小杉善信社長にとって『24時間テレビ』は思い入れの強い番組ですからね。不調に陥っていたあの番組をテコ入れし、エンタメ路線を強化して復活させたのが現場時代の小杉社長ですから、こだわりがあるのでしょう」(同)
小杉社長といえば、新型コロナ禍の先行きが見えない3月の定例会見の時点で同番組について「やらないといけないという使命感を持っています」と放送に意欲を見せて、一部から批判の声を浴びたが、やはり同番組の放送にかける思いは強そうである。
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