『ザ・ノンフィクション』に一夫二妻制夫婦が登場! 特殊すぎる “夜の営み”事情に視聴者も騒然
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複数の相手を同時に愛することはできるのか──この難しいテーマに身をもって挑戦する1組の家族が、『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)に登場。重い問いを視聴者に投げかけている。
毎回、さまざまな人間の生き様を紹介する『ザ・ノンフィクション』だが、5月31日放送回に登場した書道家・西山嘉克さん(39)を中心とするファミリーの特異性は群を抜いていた。現在、佐賀県で暮らす西山さんは9人家族。パッと見たところでは「子だくさんのファミリー」のように思われる西山家だが、家にはゆかりさん(38)と裕子さん(43)という2人の女性がいる。
嘉克さんはかつて、ゆかりさんと結婚したものの離婚。その後、裕子さんと結婚するものの、こちらも離婚。そして嘉克さん、ゆかりさん、裕子さんの3人は事実婚の状態で暮らしている。ゆかりさんとの間に2人、裕子さんとの間に3人、さらに裕子さんの連れ子も加え、9人で1つの屋根の下に暮らしているのだ。雑誌やウェブニュースで働くフリーライターはいう。
「このファミリーはマスコミ業界ではちょっとした有名人で、これまでにも数々のメディアに登場しています。近年、複数の人と付き合う『ポリアモリー』という恋愛スタイルが提唱されるようになり、その文脈で登場したこともあります。
番組では夜の生活についても尋ねていて、嘉克さんは『営みは自然な流れで、そんな感じになったらって感じ』と話していますが、過去には、『3人で暮らすと決まったときに、私が裕子さんと嘉克さんの初エッチを見届けた』『子どもができる前まではむしろ、3人で営んでましたよ』(『新R25』のインタビューより)と告白しています。法律的には問題なさそうですが、一般的な道徳観や倫理観に沿うものではないでしょうね」(フリーライター)
誰がどんな生活を送ろうが、それが法に触れないのならば、本人の自由だ。ただ大人たちは、その影響が子供にまで及ぶないように配慮する必要がある。教育関係者への取材経験も多いジャーナリストはいう。
「肖像権などに関する判断能力を一切持たない子供がテレビに出る場合、それを許可するのは親権者である親ですが、それだけを根拠にすると、過激な政治活動を行っていたり、カルト宗教の信者の親を持つ子供が“顔出し”でメディアに登場してしまう可能性が生じます。
今回の場合、番組は『家族のカタチ』というタイトルで家族の形を世に問うていますが、いくら親が認めているからといって、ここまで特殊な家族形態で暮らす家族の子どもの顔と名前をテレビで公開するのは、慎重すぎるほど慎重な姿勢が必要だったはずで、危険すぎると言わざるを得ません。子どもの露出は控えるべきだったでしょう」(ジャーナリスト)
『テラスハウス』では猛批判を浴びたフジテレビ。ヌルい番組を作っていては視聴率が取れないのは分かるが、攻めるポイントがズレているのでは?
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