日テレ、『箱根駅伝』『笑ってはいけない』が絶体絶命の大ピンチで視聴率にも赤信号!?「三冠王」の座どうなる
#日本テレビ #24時間テレビ #箱根駅伝 #笑ってはいけない
新型コロナウイルス騒動でテレビ各局が揺れる中、長らく視聴率トップをひた走っている日本テレビが、今年4月の世帯視聴率で全日・プライム・ゴールデンの3部門のトップになり、月間視聴率「三冠王」を獲得した。2019年の年間視聴率でも三冠王に輝き、6年連続でその座を守った日テレ。今年もその快進撃が続くが、下半期からは何やら雲行きが怪しくなっているという。日テレの躍進を支えていた年末年始の超人気2番組に、それぞれ最悪の事態が想定されているからだ。
「日テレが1987年から生中継を続けている箱根駅伝が、新型コロナウイルスの影響で中止となる可能性が出てきました。関東学生競技連盟は、毎年11月に開催される“大学3大駅伝”のひとつ、全日本大学駅伝の関東地区選考会(6月)の中止を発表しています。年始の箱根駅伝も、夏に行われる合宿や記録会は絶望的で、シード校以外を選考する予選会も10月開催で微妙なライン。甲子園が中止になるくらいですから、いくら伝統ある箱根駅伝とはいえ、影響は免れないでしょう。一体どうなることやら……」(スポーツ専門誌記者)
箱根駅伝は、日本テレビにとって特別な意味を持つと話すのは、民放関係者だ。
「正月の2日間の午前から午後にかけて14時間近く放送する箱根駅伝ですが、30%近い高視聴率を叩き出す時間帯もあります。この“箱根特需”の流れで、その後の正月特番も高視聴率を記録しているんです。つまり日テレは、箱根駅伝をその年の“スタートダッシュ”として、視聴率トップを走ってきたと言っても過言ではありません。なので毎年、箱根駅伝を担当するスタッフは、日テレのエース級の社員ばかりが集められているんです」
さらに、箱根駅伝ばかりか、年末の風物詩となったあの番組も危機を迎えているという。
「大晦日恒例の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の『笑ってはいけない』シリーズは、紅白の裏番組として圧倒的な強さを見せ、マンネリだなんだと言われながらも毎年高視聴率をマークしています。ですが……今年の放送は、さすがに難しいのではという噂が出始めているんです」(民放関係者)
ここ数年、大晦日特番は各局とも迷走しており、フジテレビの『RIZIN』に至っては、2019年末の生放送で5.2%の超低視聴率を記録するなど惨憺たる状況だ。そんな中、年越しの”笑い納め”番組としてすっかりお茶の間に定着しているはずの『ガキ使』に、一体何が起きているのか?
「日テレは『笑ってはいけない』を、その年の総力を結集して撮影しています。アっと驚く大物ゲストを用意することでもお馴染みで、ロケも大がかりで長時間に及ぶため、出演者からスタッフ、外部の制作会社の人間まで含めると、とんでもない数の人の”濃厚接触”になるんです。例年、11月頃に極秘で撮影が行われるのですが、現場の厳重警戒は必須。とはいえ、ダウンタウンを含むタレントの感染リスクもゼロではありませんし、視聴者の目もある。今年の撮影は現実的ではないとして、過去の総集編を放送するプランも話し合われているようです」(前出の民放関係者)
この2つの大型番組が中止となれば、日テレの勢いは急激に落ちてしまいそうだ。
「毎夏の『24時間テレビ』と合わせて、『箱根駅伝』と『笑ってはいけない』の3番組は、日テレが毎年社運をかけて放送しています。そのため、今年の『24時間テレビ』は放送を強行する姿勢でいるようですが、視聴者からは批判が続出しており、風当たりも強まっています。そんな中で、他の2番組が総集編や放送中止となってしまえば、視聴率がジワジワと落ちてくる可能性もあるのでは……」(同)
視聴率王者・日テレの壁も、ついの崩壊する日が来るのだろうか。
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