渡辺麻友だけじゃなかった! アイドルが6月に卒業&芸能界引退しまくる謎と、その後の円満人生
#AKB48 #渡辺麻友 #清水綾乃 #w-inds. #緒方龍一 #嗣永桃子
元AKB48のまゆゆこと渡辺麻友が6月1日、芸能界引退を電撃発表した。この日の夕方、渡辺はおよそ5カ月ぶりにTwitterを更新し、「これまで関わって下さった皆様、応援してくださった皆様、誠にありがとうございました!世間ではまだ大変な状況が続きますが、皆様くれぐれもお身体にはお気をつけ下さい」とファンに向けて最後の言葉を発信。この日の内にSNSアカウントや公式サイトも削除され、王道アイドル・まゆゆは、あまりにも潔く芸能界から姿を消した。
まゆゆ引退の衝撃に完全に隠れてしまったが、この日は元AKBメンバーからもう一人、13期生の清水(梅田)綾乃も芸能界引退を発表していた。さらに、2000年代前半に一世を風靡した男性3人組アイドルグループw-inds.の緒方龍一も5月末でグループから脱退、芸能界を引退したことを報告している。梅雨入りを前に、アイドルたちは示し合わせたかのように続々と芸能界を去って行った。それぞれのファンは、涙の雨に濡れていることだろう。
ある芸能記者は、この引退ラッシュについてこう話す。
「芸能人やタレントも基本的には個人事業主なので、事務所との契約を更新せずそのまま退社して……ということでしょう。渡辺さんが所属していたプロダクション尾木はタレントを我が子のように大切に育てるとして有名ですから、最後まで渡辺さんの意思を尊重したのでしょうね。
もともと芸能人の進退にまつわる報道が重なることは珍しくはなく、今年3月には、中居正広、米倉涼子、柴咲コウなど大物芸能人が相次いで大手プロから退社・独立しました。これも契約の更新時期がちょうど同じだったこと、さらに年度末というキリの良いタイミングなら事務所とのあらぬイザコザを疑われずに済むということも理由にあったと思われます。昨年7月、ジャニーズ事務所が元SMAPの3人に対する独立禁止法違反の疑いで当局の“注意”を受けたことで、芸能界では事務所とタレントのパワーバランスに変化が起きつつあるため、今後も芸能人の退社や独立ラッシュは定期的に騒がれるのではないでしょうか」
その中には、芸能界から身を引き、一般人として新たな人生を歩むという選択をするタレントもいるだろう。ファンにとっては寂しいことだが、それぞれの事情もある。
「毎年、梅雨入りになると思い出すのですが……かつてもこの時期に、アイドルの卒業・芸能界引退が相次いだことがありました。2016年6月、ハロー!プロジェクトでBerryz工房やカントリーガールズに所属していた、ももちこと嗣永桃子さんがアイドル人生に終止符を打ちました。教育学部で教員免許を取得していた嗣永さんは、幼児教育の分野に進むため、芸能界からもスッパリと引退。伝説と化しました。ちなみに昨年、嗣永さんはカントリーガールズの後輩・梁川奈々美さんの卒業ライブに参戦していたようで、梁川さんのブログには嗣永さんからの差し入れというピンク色の包装紙に包まれたセロリの写真がアップされ、ももちの“生存確認”に往年のファンも湧いていましたね。
また、同じく2016年には、モーニング娘。’16の元メンバーでズッキこと鈴木香音さんも、5月31日のラストコンサートをもって芸能界を引退しています。鈴木さんも、福祉の仕事に就くため勉強に専念したいと引退の理由を明かしていたように、その後の人生設計を明確にして、円満に辞めていくアイドルも増えています」(アイドルに詳しいライター)
平成のアイドルブームも落ち着いてきた感があり、その理由はさまざまながら、芸能界での華々しいキャリアを捨てて一般社会で生きる“元アイドル”も増えている。嗣永のように風のたよりで近況を知らせてくれる場合もあれば、かの伝説のアイドル・山口百恵のごとく表舞台から完全に姿を消す場合もあるが、いずれにしても彼女たちの第二の人生が幸多からんことを願ってやまない。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事