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日刊サイゾー トップ > 社会 > メディア  > 箕輪厚介『スッキリ』どうなる?

幻冬舎・箕輪厚介氏「反省してないです」セクハラ報道を全否定で日テレ『スッキリ』はどうなる?

「死ぬこと以外かすり傷」(マガジンハウス)より

 5月に「文春オンライン」で女性ライターのA子さんへのセクハラや不倫関係の要求、原稿料未払い疑惑を伝えられた出版社「幻冬舎」の編集者の箕輪厚介氏が、自身が運営するサロンメンバーに向けた動画で当該記事について「反省してないです」、「何がセクハラだよボケ」などと発言していたことを同月30日、再び「文春オンライン」に報じられて物議を醸している。

 同サイトに掲載された最初の記事によると、既婚者の箕輪氏は、自身の要望でエイベックス会長の松浦勝人氏の自伝を執筆していた女性ライターのA子さんに対して「家に行きたい」など何度もしつこく求め、不倫関係になることは拒みつつも、「仕事の発注元である担当編集者に対して断り続けるのも負担」ということで、A子さんが仕方なく家に入れたところ、「キスしませんか?」、「触っていいですか」と迫ったという。

 さらに、A子さんが求めた書き上げたぶんの原稿料についても「俺では判断できないから、会社で話してみる」と言ったきり無視を決め込んでいるとか。

 報道を受けて箕輪氏は同月19日に「トラップ。よろしくお願いします。」と自身のTwitterに投稿して波紋を広げていた。

 そんな中、同サイトが同月30日にアップした新たな記事では、箕輪氏が同月20日に行った自身のサロンメンバーに向けてのライブ配信において、A子さんのことを「ちょっと異常な人」と説明。

 出版界からも自身に対する批判の声が上がっていることに対しては「出版人の嫉妬だよね」とし、「俺のやった罪ってそんな重くないだろ。はっきり言って」、「俺は反省してないです。ふざけんなバーカ」、「何がセクハラだよボケ」などと話したという。

 この報道を受けて、インターネット上では「元々箕輪って編集者は嫌いではあったけど。こんな仕事の仕方をしているのかと呆れています」、「あんなLINE送っておいてトラップも何もないわ。気持ち悪い」といった厳しい声も。

 さらに、「やっぱテレビにコメンテーターとして出演してるならキチンと喋らないとダメ。スッキリもこの問題をきちんと取り上げないと!」、「逆ギレ開き直りはテレビに出演している身としてどうなのか?早く降板してもらいたい」と、批判の矛先は箕輪氏がコメンテーターとして出演している日本テレビ系情報番組『スッキリ』にも向かっている。

 同局の番組スタッフは語る。

「箕輪氏の騒動に関しては、『文春』の最初の報道があった後の番組出演の際、本人から説明も謝罪も一切なく、だんまりを決め込んだこともあってか、局にも視聴者から批判の声が届いています。今のご時世、やはりセクハラやパワハラに対する風当たりは強いですからね」

 そのうえで、こう続ける。

「ただ、ウチの局は元来セクハラにはゆるいところがありますからね。13年に『NEWS ZERO』で番組プロデューサーによる女性キャスターや女性スタッフへのセクハラ騒動が起きた時も、プロデューサーは番組から更迭されたものの、番組による正式な発表はありませんでしたからね。普通、報道番組でセクハラ騒動が起きようものなら番組内で徹底的に検証するなり、視聴者への何らかの説明があってしかるべき。場合によっては番組が即打ち切りですよ。そうした悪しき“前例”もあるので、今回の箕輪氏の騒動も番組内で触れられることはなく、何事もなかったようにスルーされるんじゃないですか」

 このまま何ともスッキリしない形が続くのか!?

日刊サイゾー

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最終更新:2020/06/01 12:00
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