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日刊サイゾー トップ > 海外  > サモ・ハン・キンポーが激ヤセ

「動けるデブ」の面影もなく……ジャッキー盟友サモ・ハン・キンポーが激ヤセ!

アラン・タムの微博公式アカウントより

 香港映画『スパルタンX』をはじめ、1980年代のジャッキー・チェン主演映画に多く出演していたことでユン・ピョウと共に日本でも人気だったサモ・ハン・キンポーを覚えているだろうか? 83年公開の『五福星』など、自らが監督と主演を務めた作品も数多い。

 腹が大きく出た肥満体形でありながらキレキレのカンフーで悪役を倒し、“元祖・動けるデブ”として活躍していた。2019年2月に公開された『如珠如宝』に出演して以来、表舞台に姿を現していなかったが、久々に彼の姿が香港メディアに取り上げられ、話題になっている。

「TOPick」(5月26日付)などでサモが会食に参加した様子が写真付きで報じられたのだが、ファンを驚かせたのはその激ヤセぶりだ。くだんの写真は、歌手の譚詠麟(アラン・タム)が中国版Twitter「微博」に投稿したものだが、サモの頬は痩せこけ、首筋には骨が浮き出ている。福々しい往年の面影がまるでないのだ。

 長男の夫人でタレントの周家蔚(ジャネット・チョウ)によると、サモはあっさりした食事をとっているために痩せただけで、健康上の問題はないという。ただし、御年68歳のサモは17年に膝の手術をし、また糖尿病を患っていることから、杖や車椅子がないと歩行が困難だという。もう映画で、その勇姿を見ることはできないのだろうか?

 ちなみに、サモと食事を共にしたアランは昨年7月、「逃亡犯条例」に反対するデモの排除に動く香港警察を支持する集会に参加したことで、香港人から批判を受けている。しかし、中国本土でも活躍するアランにとって、香港警察を支持することは当然の行動といったところだろうか 。

 サモは、香港のファンを失望させないためにも、ジャッキー同様、親中派の広告塔であるアランにはあまり近づかないほうが無難だと思うのだが……。

中山介石(ライター)

1970年、神奈川県横浜市生まれ。日本の食材をハンドキャリーで中国に運ぶ傍ら、副業として翻訳・ライター業に従事している。

なかやまかいすけ

最終更新:2020/06/02 14:00
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