『麒麟がくる』大河史上一番地味な家康が登場!? NHKに愛された男・風間俊介、徳川家康役抜擢の裏側
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先日、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』が、当初の予定通り全44話を放送すると発表した。放送開始前から出演者の薬物使用による降板、撮り直しなどに追われ波乱続きだったが、なんとか完走の目処がたったようだ。
序盤の山場である本木雅弘演じる斎藤道三の壮絶なラストシーンを終え、後半戦に突入する中で、視聴者の注目を集めている出演者がいる。それが、徳川家康を演じる風間俊介だ。風間は5月31日放送の第20話から登場するが、すでに先週オンエアされた予告映像を観た視聴者からは期待の声が上がっている。エンタメ雑誌編集者は、今回の風間起用をこう分析する。
「徳川家康役といえば、これまでの大河だと阿部サダヲさんや内野聖陽さんなど、濃いめの役者が演じてきました。そう考えると風間さんは一番地味な家康かもしれません(笑)。しかし、今回の大河は歴史上の人物の“従来のイメージ”を裏切るキャスティングを意図的にやっているように思います。
これまでしゅっとした俳優が演じることが多かった織田信長を童顔の染谷将太さんが演じたり、『サル』とか『禿げネズミ』なんてあだ名がつけられ貧相なイメージだった豊臣秀吉は長身で渋い佐々木蔵之介さん。そして『たぬき』と呼ばれて、肖像画でもでっぷりしたイメージのある徳川家康は、華奢であっさりした風間さんを起用した。こうしたキャスティングだけで、教科書で習う歴史をあえて裏切っていこうという気概を感じますね」
徳川家康が持っている既存のイメージを裏切るため“あえてハズした”キャスティングとして、風間が抜擢されたというわけか。一方で、テレビ局関係者はNHKが風間に寄せる寵愛っぷりを語る。
「風間は2年前の大河ドラマ『西郷どん』以来2度目の大河出演ですが、実はもっと前からNHKにめちゃくちゃ重宝されているんです。彼は2014年から『ハートネットTV』という福祉情報番組のMCに抜擢され、16年からはNHKのパラリンピック現地レポーターに就任しました。NHKにとって福祉番組は肝入りの部分なんで、そこで6年も番組を持っているというのはなかなかのこと。中には『NHKの男性アナウンサーより滑舌がいいし、仕事もできる』なんてことを言う社員もいましたよ(笑)」
天下の公共放送局にこれだけ重宝されていればこの先も安泰そうだが、そんな風間は実は所属事務所のジャニーズ社内でも力を持ち始めているという話もある。芸能記者の話。
「風間は滝沢秀明副社長と連携して、タレントの育成にも力を入れているそうです。まだ世に出ていないジャニーズJr.を自分の番組にバーターで出演させたりしてますし、相談役として後輩たちから相当頼りにされている。風間はジャニーズJr.時代から2年先輩の滝沢に可愛がられていたこともあって、恩義を感じているようで、滝沢の力になりたいといろいろと動いてるんだとか。今後は社内でも滝沢の右腕的な存在になっていくかもしれませんね」
家康さながら、風間がジャニーズ事務所内の天下をとる可能性も無きにしも非ずか……? まずは、大河ドラマでの熱演に期待したいところだ。
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