「なんでもかんでも安倍批判はかわいそう」保守化発言を繰り返す、ゆきぽよの狙いと中身の軽さ
#ゆきぽよ #ギャルモデル #保守思想
検察庁法改正案への抗議ツイートなど、芸能人の政治的発言が注目を集める中、タレントでモデルの“ゆきぽよ”こと木村有希が保守系雑誌に登場した。26日発売の月刊誌「WiLL 7月特大号」(ワック・マガジンズ)が「安倍首相? かわいくていいよ」と題する、ゆきぽよのインタビューを掲載。一連のコロナ対策で批判を浴びる安倍晋三首相を擁護している。
「ゆきぽよは以前『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演した際、大不評だった星野源と安倍首相のコラボ動画に『ほっこりした』『なんでもかんでも安倍さんを批判するのってかわいそう』などと発言したことから、『WiLL』から声がかかったのでしょう。同誌は櫻井よしこ氏や河添恵子氏、小川榮太郎氏など、安倍シンパと称される人たちが多く執筆する保守系雑誌。“嫌韓・嫌中”路線で、ひと頃は部数を大幅に伸ばしたこともあり、保守は保守でもさらに右寄りですね」(出版関係者)
芸能人の政治的発言に眉をひそめる向きが多いのは周知の通りだが、ゆきぽよはどこ吹く風とばかりに、自身のツイッターで「縦文字の雑誌に出てるよ見てね」と積極的にアピール。インタビューでは、「『批判』と『言いたい放題』は違う」「(安倍首相に)『何でも反対』って人はほんの一握りで、ただ声が大きいだけ」などと、安倍首相を批判し続ける人たちに苦言を呈している。
「芸能界はどちらかといえば反安倍ですが、親安倍派の芸能人にだって自身の立場を表明する権利があります。また、今回のインタビューが、ゆきぽよの人気に影響することもないでしょう。彼女のファン層は、ギャルやマイルドヤンキーと呼ばれる人たち。彼らは政治に関心が薄いですからね。それに“ヤンキー先生”の義家弘介議員や芸能人時代はツッパリのイメージで売った三原じゅん子議員が自民党であることからもわかるように、ヤンキーと保守思想は親和性が高い。そもそも安倍首相を批判する若者層は、いわゆる“意識高い系”の人たちなので、ゆきぽよとは無縁ですよ」(前出関係者)
ゆきぽよとしても、このままずっとギャルモデルを続けるわけにもいかないだろう。ここらで方向転換を図ろうということか。
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