世界でも38人が犠牲に!? 『テラスハウス』木村花さん死去で恋愛リアリティは完全消滅か
#テラスハウス #恋愛リアリティ番組 #木村花
「今、現実を受け止めて、なぜ画面の中で力強く立ち振る舞っているその姿を裏にある苦悩に気づけなかったのか、何かできることはなかったのかと強く感じています」
恋愛リアリティ番組『テラスハウス』に出演していた女子プロレスラー・木村花さんが5月23日に死去したことを受け、スタジオメンバーとして出演する南海キャンディーズ・山里亮太がツイッターを更新し、冒頭のようにコメントした。
木村さんはSNSで誹謗中傷を浴びていたといい、ネット上のリテラシーが各方面で話題を呼んでいる。芸能ライターが語る。
「山里は2015年の段階で、『テラスハウス』に自殺者が出る可能性を危惧していました。ラジオ番組『たまむすび』にて、映画評論家の町山智浩氏からアメリカのリアリティー番組の出演者に自殺者が多いという話を振られると、『大丈夫かな? テラスハウス…』と心配していた。この時のやりとりを思い出していれば、木村に対して何らかの手を差し伸べることもできたかもしれません」
世界的に見ても、リアリティ番組の出演者が非業の死を遂げたケースは多いという。
「韓国では14年に、済州島で撮影中だった恋愛バラエティ番組『ペア』の女性出演者が、身辺を悲観する遺書を残して自殺しているのが発見され、番組は終了となっています。また、世界ではリアリティショーで話題になった38人が自殺しているというデータもあるようです。アメリカでは日本でも放送された『バチェラー』の元プロデューサーが番組のやらせに嫌気が差し、秘密保持契約や過剰演出のやり方などを細かく暴露しています」(芸能記者)
『テラスハウス』の他にも、ネット番組が配信している『バチェラー・ジャパン』『オオカミくんには騙されない♥』といった、恋愛リアリティにも危険な演出が見え隠れする。
世間は木村さんが誹謗中傷を受けたのは、制作したフジテレビの「演出」だった可能性もあると見ており、今後「リアリティ番組」は消滅するかもしれない。
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