“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士、ネットリンチを一刀両断!
#瓜田純士 #テラスハウス #木村花
相手を見下すことで、つらさを乗り越えろ!
――うまくスルーするコツを教えてください。
瓜田 まず、書き込む奴を思い切り見下すことです。俺はひどく中傷されていた頃、気分を害すると同時に、優越感を感じていたのも事実でした。「こんなにひどいことを書くなんて、こいつらは人間以下だな。そんな家畜どもに比べたら、俺は誰かの陰口を言わない分、まともな人間といえるだろう」という優越感ですね。そうやって相手を見下すことで、つらさを乗り越えた部分もありました。
気の持ちようでラクになれるケースは、ほかにもありますよ。これはネットとは無関係な話ですが、以前、ヤクザ時代の先輩から電話でしつこく脅迫され続けた時期があって、その人から着信があるたびに憂鬱な気持ちになっていたんですけど、あるとき、嫁にこう言われたんですよ。「その先輩はきっと、純士以外のいろんな人にもちょっかいをかけているはずやで」と。その言葉を聞いて、スッと気持ちがラクになったんです。やがてその先輩は俺に構うのに飽きたのか、電話もかかってこなくなりました。
それと同じで、ネットで「死んでくれ」「気持ち悪い」なんてことを平気で書く奴らも、きっと自分以外のいろんな人のことを攻撃しているはず。そう考えると、いくらか気持ちがラクになるはずです。で、そういう奴らはおしなべて飽きっぽい。誰かを叩くことに飽きたら、次なる対象を見つけて、叩き始める。そういう病的な奴らなんですよ。ですから、嵐が過ぎ去るのを待てばいいんです。
悪口を見かけたら、それらをスクショに撮って、「“バカ”は3万」「“ブス”は10万」「“死ね”は30万」てな感じで、民事訴訟の賠償額をカウントしていくのもいいかもしれませんね。実際に訴訟するかどうかはさておき、いざ訴えたらそれだけの金が入ると思えば、悪口も肥やしになるでしょう。
――自分が本当に訴えられたり、相手が本当に死んでしまったり、というリスクを想定できずに、軽い気持ちで悪口を書き込んでしまうネットユーザーも多い気がします。そういう人を減らすためのアイデアはありますか?
瓜田 対象者が自分よりも明らかに劣っていたら、そもそも叩こうとは思わないはず。人のことに執着する奴ってのは、暇で、うだつの上がらないバカなんですよ。今回の木村さんは、容姿がいいし、リア充っぽく見えたから、叩かれたんだと思います。ですから、誰かを中傷したくなったら、その前にこう考えるべきですね。「自分はひょっとしたら、この人の容姿や能力や立場に嫉妬しているんじゃないか?」と。その癖を身につければ、軽率な書き込みを控えることができるんじゃないでしょうか。悪口を書いた時点で、嫉妬していることが相手にバレてしまう。その恥ずかしさや情けなさから、踏みとどまってほしいですね。
――悪い政治家や犯罪者がどうしても許せず、どこかに何かを書き込みたくなった場合はどうしましょう?
瓜田 書き込んだことでデコ(警察)にワッパ(手錠)をかけられる可能性もあるし、裁判所から呼び出しを食らう可能性もある。そう覚悟した上で、ブログなりSNSなりで、自分の意見を堂々と書けばいいと思います。自分で責任を取れる書き込みであれば、それは陰湿な叩きにはならず、正当な批判になるでしょうから。
――ところで瓜田さんは、いつもYouTubeなどでアンチに対し、「殺す」という言葉を連発していますが、捕まる覚悟はありますか?
瓜田 ありますよ。俺みたいな貧乏人が、最も低コストで抗戦するには、「殺す」と言うのが一番なんです。アンチの尻尾をつかまえたら当然、懲役覚悟で殺しに行きますよ。
――世の中にはこういう恐ろしい人もいるので、みなさん、悪口の書き込みにはくれぐれも気をつけましょう!
(取材・文=岡林敬太)
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