嵐が司会で『24時間テレビ』強行!? ブーイング必至の日テレに巻き添えを食らうジャニーズ
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25日、フジテレビが毎年恒例の特番『FNS27時間テレビ』の放送を断念すると報じられた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、安全管理やスケジュールの調整が難しいという理由のようだが、一方で、「東スポweb」では日本テレビの『24時間テレビ』が9月に放送されると報道。メインパーソナリティーに嵐、チャリティー・パーソナリティーにSexy Zone・中島健人とKing & Prince・平野紫耀がキャスティングされるのではないかという。
しかし、今年の『24時間テレビ』はとことん世間から歓迎されていない。というのも、3月の定例会見で日本テレビ・小杉善信社長が「『24時間テレビ』は今年もやる予定です」と発表したニュースが報じられると、SNSやYahoo!ニュースのコメント欄は不要論を訴える声で溢れかえったのだ。芸能記者はこう話す。
「定例会見のあった3月23日は、すでに新型コロナウイルス感染拡大の不安が世間を覆い、ロックダウンするのかどうかという議論がされていた時期。そんな中で、小杉社長が『24時間テレビは必ずやる』『やらないといけないという使命感を持っている』と発言したものだから、『今そんなこと言ってる場合か!?』と猛反発を食らってしまった。こうした世間の反応を受け、例年の番組協賛企業も少々及び腰になり、ジャニーズ事務所も難色を示していたとも伝えられていましたが、結局は予定通り嵐を担ぎ出すことになるんですかね」
『24時間テレビ』は1000人を超えるスタッフが携わる大イベントだ。タレントや、その事務所の関係者なども含めると、参加人数はさらに増え、感染リスクもそれだけ大きくなるという懸念がある。さらに感染第二波への不安も拭えない。ところが、こうしたリスクを押してでも番組を決行したい理由が日本テレビにはあるという。広告代理店の話。
「やはり“チャリティ”という大義名分の威力はでかいんです。日本テレビは『24時間テレビ』という由緒あるチャリティ番組を持っているから、という理由でついてるスポンサーもいますし、タレントだって“チャリティ番組に出演”というだけでイメージアップにつながる。また、チャリティーマラソンのランナーに選ばれると、それまで以上に広告やCMの仕事が入ってくるという話もある。言ってしまえば、この番組は日テレと芸能事務所の既得権益になっているわけです」
とはいえ今回の報道には、嵐やジャニーズのファンからも逆にイメージダウンを危惧する声が上がっている。これまでも、チャリティーマラソンランナーの不正疑惑や、障害者を利用した「感動ポルノ」なのではないかといった議論など、『24時間テレビ』に対してネガティブな意見は少なくなかった。そして今年、新型コロナウイルスという未知のウイルスへの対策が最優先されるべきだという空気の中で発せられた、小杉社長の「強行宣言」によって、風当たりはより一層強くなっているのだ。
「ジャニーズのファンの中には、『こんなご時世に番組をやるつもり?』『かえって嵐のイメージダウンになるのでは』と心配する声もあがっています。通常であれば、メインパーソナリティーは花形の仕事ですが、今年ばかりはさすがに手放しで喜べる雰囲気でもないですよね」(前出の芸能記者)
さまざまな思惑が入り乱れる『24時間テレビ』だが、放送するにしても今年は一層「チャリティー」の意味に立ち返るような内容を期待したいところだ。
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