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黒川検事長の賭け麻雀だけじゃない!? メディアと取材対象者の「危ない」関係

イメージ画像/出典:tomohiro0326

 東京高検・黒川弘務検事長が元朝日新聞と産経新聞の現役記者らと賭け麻雀をしていたと「週刊文春」(文藝春秋)に報じられた一件は、黒川氏が辞任するなど大きな騒動に発展している。だが、マスコミ関係者からは「まだまだメディアと取材対象者の“危ない関係”は多く、冷や汗ものでしょう」という。

 まず、今回のような「賭け麻雀」については次のように証言する。

「政治関係者だけでなく、スポーツ、芸能関係者にも多い。頭が切れる人は、雀荘では絶対にやらない。自宅や、別宅を設けてそこに全自動雀卓を設置して高額レートで遊んでいる。私が知るある有名タレントは、15帖ほどの部屋に雀卓を設置。冷蔵庫にはビール、お茶など飲み物がぎっしり詰められており、カップ麺なども常備していた。ちょっとした雀荘よりも設備はよく、窓には外から見られないように遮光カーテンがつけられていた」(同)

「危ない関係」といえば、マスコミで働く男性スタッフが標的にされやすいのが「性接待」的なものだろう。

「あるアスリートマネージメント会社は、裏で性風俗業を営んでおり、年に数回は無料で招待しています。音楽系に強い大手芸能事務所は記者が地方に同行出張した際のお約束として、高級キャバクラだけでなく、宿泊先のホテルへのデリバリーヘルスの代金を肩代わりしている。しかも、事務所側の手回しで“本番OK”な子も混ざっているという話もありました」(スポーツ紙デスク)

 あるプロスポーツチームの接待忘年会では、現金10万円争奪のじゃんけん大会が行われていた。

「こちらは最近になって『違法賭博と間違えられたら困る!』ということで、クオカードに変更されましたが、やっていることは大差ない(苦笑)。主催者側の狙いは参加させる、接待を受けさせることでメディアの口封じができるし、参加しているメディアからすれば、美味しい目をしながらネタを取れるチャンスもある。どっちにもメリットがあるから続いているわけで、当事者は危ない橋を渡っている自覚は全くないから今回のような時代錯誤なことが起こっている」(同)

 昭和から時が止まっているようなことが令和の時代になっても続いているには、それなりの理由があるワケだ。

日刊サイゾー

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/05/25 12:12
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