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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > アルピー平子、夫婦喧嘩は前戯

アルピー平子、自粛期間中の夫婦ゲンカ対応スキルを熱弁! “ケンカは前戯論”をブチ上げる!!

夫婦ゲンカは前戯。その後の夫婦の営みは前戯をすっ飛ばせ

 平子の講義は、価値観を根本から覆していく。なんと、彼は「夫婦ゲンカはただのノロケ」と説くのだ。

「夫婦ゲンカを解きほぐして考えてみると、“あなたって、もっとこうしてくれれば素敵になるはずなのにね”“お前ってここ直してくれればもっとかわいらしいじゃん”って、結局、愛しかあふれていない。その言葉のやりとりをケンカと呼んでるだけだから」(平子)

 つまり、「ちゃんと食器洗いしといてよ」という妻からの小言は「私は家事をしてくれる旦那がタイプ」という提示だと言い換えることができる。

「お互いがお互いの願望をかなえ合おうとするじゃん。お互いのタイプのカタログを、お互い見合ってる。その作業がケンカなんだよね」(平子)

 ケンカの原因としてよく聞くのは、女性側からの「夫が家事を手伝ってくれない」という声だ。実は平子も、家事はまったくしなかったらしい。でも、今はよくする。それは、彼の中に「家事ってデートだ!」という気づきがあったからだそう。

「世の奥様、よく聞いてほしいのね。家事を手伝わない男性って、家事をやらないというより、これまでやってこなかっただけの人なの。だから、“あれやれ、これやれ”“なぜやらないんだ!”じゃなくて、隣に並んで一緒にやる。共同作業にする。さらに、ドライな作業にしないために夫婦間でQ&A(コミュニケーション)を交わすと、あっという間にキッチンがデートの場になるのよ。家事はついでにしちゃおうぜっていうキャンペーンね。家事はついで、メインは会話」(平子)

 ということは、もしかして今は自粛期間という名のデート期間なのか?

「デート期間中。俺、『自粛期間』っていうのもなくしていいと思うんだよなあ。『おうちデート期間』突入、『おうちデート期間』延長。ワクワクが止まんねえよ!」(平子)

 でも、実際にケンカが勃発してしまったら、それを収束しなければならない。その解決策として、平子は「ケンカの捉え方を変えろ」と提案するのだ。

「ケンカとは前前前戯だと。いつもとは違う攻撃的な表情や感情を引き出した上で始まるセックスっていうのは、コスプレと一緒! ナース服着てるのと一緒なんだよねえ」(平子)

 ケンカを前戯と捉えると、その後の夫婦の営みも内容が変わってくる。

平子「そのケースにおいては前戯かっ飛ばしちゃいましょう。ケンカをしたすぐ直後は、立ちバックです」

ノブ「そこで前戯したら意味ない?」

平子「過剰前戯かな。頭の回転の速い女性だったら言うかもね。“もう、終わってんだよ!”って」

大悟「もっと言えば、正常位とか騎乗位とか、もう終わってる?」

平子「終わってる、終わってる、全部終わってる。巡り巡って、最後の立ちバックだから。ケンカのエネルギーって野性味帯びてますから、それをいい形で表現したのが立ちバック」

大悟「この場合は立ちバックでイッちゃっていいですか? 正常位に戻さなくていい?」

平子「当然、当然! 立ちバックで始まり、立ちバックで感情を高め合って、立ちバックで果ててほしい。ちょっと腰緩めて長持ちさせようだとかじゃなくて、5秒で果てろ!」

 自粛期間中の夫婦ゲンカ対応スキルを伝授してくれた平子。最後に彼は、ケンカに悩むご夫婦に、こんなメッセージを送った。

「おめでとうございます。あなたは勝ち組なんです。ケンカできるほど近い距離に誰かがいることが、どれだけ恵まれているか。どれだけ幸せなのか? それをもう一度考え直してください。孤独じゃ、ケンカもできないぜ」(平子)

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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最終更新:2020/05/25 14:20
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