『PRODUCE 101 JAPAN』練習生ユニットが乱立、吉本興業傘下以外は活動できずに総崩れの危険性も
#アイドル #PRODUCE 101 JAPAN
今年3月に発売されたデビューシングル『PROTOSTAR』がオリコン週間ランキング1位を獲得するなど、大ブレイク中のボーイズグループ・JO1。彼らといえば、オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の合格者で結成されたグループだが、同番組でオーディションに参加していた練習生たちの動きも活発化している。
5月20日、『PRODUCE 101 JAPAN』の練習生である宮里ソル(宮里龍斗志)、A.rik(福地正)、中本大賀、瀧澤翼、山田恭、草地稜之、中林登生、中谷日向、熊澤歩哉の9名が、吉本興業グループの芸能事務所Showtitleに所属することが発表された。
そもそも『PRODUCE 101 JAPAN』は吉本興業とTBS、韓国のCJ ENMが制作した番組で、JO1は吉本とCJ ENMの合弁会社であるLAPONEエンタテインメントの所属だ。つまり、今回Showtitleに入った9人は、JO1と吉本グループの同門ということになる。
また、同じく練習生の本田康祐、中川勝就、浦野秀太、佐野文哉の4名も吉本所属となり新ユニットを結成することを今年4月に発表。本格始動に向けて準備中だ。
「吉本としてはJO1を軸にして、本格的にグローバルアイドル事業に進出したいを考えているようです。とはいえJO1については、韓国側の事務所にある程度ハンドリングされているので、より自分たちが自由に動かせるメンバーを求めて、練習生たちを傘下に置いたということです」(音楽業界関係者)
そうした一方で、吉本以外で活動する練習生たちも多い。今年2月には練習生7名が「ORβIT」というユニットを結成。女性週刊誌「女性セブン」(小学館)では、番組関係者が吉本に無断で練習生たちを引き抜いて結成したグループであると報じられている。
そのほかにも、2月に練習生を含むメンバーでBXWというグループが結成。4月には、練習生5名でBOOM TRGGERというグループが結成されている。さらに、練習生の青木聖波、古屋亮人、西尾航暉、岡田武大、高野慧による新ユニットの結成も明らかになっている。
もはや乱立状態にある『PRODUCE 101 JAPAN』練習生ユニットだが、これは自然な流れでもある。
「韓国での『PRODUCE 101』の過去のシリーズでも合格者のグループのほかに、練習生によるユニットがいくつもデビューしています。日本でもユニットが乱立するのは予想通りではあります」(同)
しかし、新型コロナウイルスの影響もあり、どのユニットも順調に事が進んでいるわけではなさそうだ。
「どのユニットもほとんど活動できていない。BXWに関してはすでにメンバーが脱退しています。そもそもこのレベルのグループだと、ファンクラブを中心とした小規模の活動が想定されるわけですが、新型コロナの影響でイベントも開催できないので、どうしようもない。吉本以外は大きな事務所でもないので、大手メディアへの発信力もないし、メンバーがSNSでファンサービスするのが精一杯。現状ではビジネスにもなっていない状態で、このまま運営そのものが潰れてしまう可能性すらあると思います」(同)
いきなり、総崩れになりそうな『PRODUCE 101 JAPAN』練習生たち。今後生き残っていくには、吉本傘下に入るしかない?
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