大河ドラマ『麒麟がくる』に明智光秀の子孫が不満を吐露! やっぱり主人公が地味すぎる?
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明智光秀を主人公にしたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』が好評だが、光秀の子孫にあたる人物がこのドラマについて言及し、ちょっとした話題になっている。
5月23日放送のバラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日)に登場したのは、光秀の娘・細川ガラシャの子孫であるジャーナリストの細川珠生氏と、15歳の息子・片平凌悟くんだ。
主君・織田信長を本能寺の変によって滅ぼした明智光秀には、どうしても「裏切り者」のイメージがつきまとうが、凌悟くんはこの悪いイメージを覆したいと熱弁。光秀の「ちょっといいエピソード」をプレゼンすると、番組MCのサンドウィッチマンや芦田愛菜も大ウケだった。
そんな中、現在放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』について言及する場面があった。
歴代の大河ドラマで織田信長を演じてきた俳優を振り返ると、江口洋介、豊川悦司、反町隆史といった二枚目俳優が多い一方で、明智光秀を演じてきたのは、春風亭小朝、岩下尚史、マイケル富岡といった、少々クセのある役者たちばかり。これに対し珠生氏は「光秀は個性派の方が演じて、ストーリーも良くは描かれない」「全てが納得いかない!」とバッサリ斬り捨て、笑いを誘った。しかし、今回の大河ドラマでは長谷川博己が光秀役に大抜擢。これには珠生氏と凌悟くんも「かっこいい!」「ようやく我が家の時代が来た!」と大納得だったそうだ。
ところが、珠生氏は続けて「(ドラマ制作の発表には喜んだが)今のところの大河を見てると『あれ? これ光秀の大河?』っていうくらい出番が少ない」と、まさかの不満をぶっちゃけた。これを聞いたサンドウィッチマンはすかさず、「大河ドラマ批判はやめてください!」と苦笑いを浮かべていたが、子孫の“本音”ともとれるこの感想には、テレビ局関係者もウケているようだ。
「実際の明智家子孫の方がそんな風に思いながら大河を観ていたというのが面白いですよね(笑)。確かに、これまでの放送ではほとんど光秀の見せ場がなく、長谷川博己さんは素敵なんですが、ちょっとまだ地味な印象が拭えないですよね。正直、序盤のMVPは迫力のある斎藤道三を演じた本木雅弘さんでしょう。視聴者からの反響も本木さんに集中していたとか。
ですが、もちろん後半戦には光秀の見せ場も用意されています。なんたって、『本能寺の変』という最大のテーマが残っていますからね。今は新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影がストップしており、もしかしたら話数が予定より減ってしまうかもしれませんが、『本能寺の変』は壮大に描いていくはずです」(テレビ局関係者)
『麒麟がくる』は、出演者が薬物使用で逮捕され放送開始日が遅れるなど、災難続きではあるが、ますます盛り上がる後半戦に向け、視聴者だけでなく明智家の子孫たちの期待にも応え得るドラマチックな展開を願いたいところだ。
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