ジャニーズ、EXILE、エイベックス…etc.ライブは今年いっぱい絶望的!? 緊急事態宣言解除でもエンタメ業界は停滞必至
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新型コロナウイルス感染拡大に伴い、4月7日に緊急事態宣言が発出されて2カ月近くがたとうとしているが、14日ようやく47都道府県のうち39県で解除された。また、25日には東京など首都圏1都3県と北海道の緊急事態宣言も解除される見通しだという。
さらに、東京都では休業要請を緩和するステップを4段階に設定、段階的に進めていくと発表された。これによって飲食店などは時間を調整しながら営業を続けていけるというが、一方でエンタメ業界の停滞はまだ続きそうな気配である。大手芸能事務所スタッフの話。
「ドラマ・映画の撮影は徐々に再開できそうです。ただ、映画の場合は公開予定だった作品が延期になっており、業界全体のスケジュールが狂ってしまったので、いろいろと調整は必要でしょう。しかし、問題は音楽ライブです。やはり、感染経路不明の感染者が1人でもいる以上は、大勢の観客を入れることにリスクがあります。私のところでは今年いっぱいのライブは無理かもしれないという話も出ていますね……」
23日にはEXILEを擁するLDHが、三代目J SOUL BROTHERSやGENERATIONSなどの公演を含む7月中旬までの主催ライブを中止・延期すると発表。同社では2月下旬からこれまですでに110公演の中止・延期を実施しており、その損害は計り知れない。レコード会社スタッフはこう語る。
「LDHとジャニーズ、それからエイベックスは、最低でも8月まではライブの開催ができないだろうと想定しているようです。この3社がそう判断するということは、業界全体も右へ倣えになるでしょう。ヘタしたら、今年いっぱい難しいかもしれません。大手の事務所やレコード会社だと2年~3年先まで会場を押さえているというから、大損です。そんな中、ジャニーズはコンサートスタッフやツアー用のトラックを利用して、医療現場に物資を届ける活動をし、ライブ製作会社などの損害を少なくしようと努力しているようですね。それから、会場もなるべくキャンセルしないで、無観客ライブをネットで有料配信していくことを計画しているそうです」
緊急事態宣言の解除によって、街や一般的な職場は徐々にそれまでの日常に戻っていくことができるかもしれない。しかし、人々の娯楽でもあるエンタメの現場が完全に復活するまでには、もう少し時間がかかりそうだ。
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