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木村拓哉の業界がザワつくコスメCM、家族全員タレント化で意外と苦しい懐事情

木村拓哉

 最近、娘たちの芸能活動が活発化し、メディアに取り上げられる機会も多くなった木村拓哉。この木村がメンズスキンケアブランド「バルクオム(BULK HOMME)」のCMに出演したのは本サイト既報の通りだ。

 実は、このCM出演が広告業界の関係者の間で波紋を呼んでいる。

「木村さんがD2CブランドのCMに出ることはかなりの驚きでした。天下のジャニーズタレント、しかもトップにいる木村さんですからね。ブランド評価が定まっていないD2Cの化粧品ブランドの出演をよくOKしたな……と業界内で噂されてました」(CMディレクター)

「ブランド評価が定まっていない」とは一体どういうことなのか? 美容業界の関係者は“D2C”コスメの内情を話してくれた。

「コスメの製造は薬事などもからむため、大手企業以外では専門業者じゃないと作れません。そこでD2Cコスメは、ブランドパッケージを作ることに注力し、中身はOEM業者に発注します。内容物はコスメなのでどうしても似たり寄ったりになるので、塗ったときの感触(テクスチャ―)や香り・色などを打ち合わせする程度であって、品質はそこまでよくないものも多い。それ故に評価がしづらい分野なんです」(美容業界関係者)

 また、前出のCMディレクターはCMの構成・演出にも疑問を持っている。

「今回のCMの構成が意味わかんないんですよね。ダサいとか作りがチープって言うわけじゃないのですが、木村さんがブランド名を連呼したあと、誰のコメントかよくわからないセリフが入ってきます。おそらく、2009年に放送された木村さんとフットボールアワーの岩尾望さんが出演した『ギャツビー』のCMを参考にしている気がするのですが……。だとしても、あまりにもまんまな構成だし、普通のCMディレクターなら絶対出さない案だと思うので、企業側からのリクエストで作らされたのかもしれません」

 木村は男性ながら美容商品との縁が昔から深く、”実績”を持っていることから「バルクオム」のCMに起用されたとも考えることができると広告代理店の制作スタッフは語る。

「衝撃だったのは1996年、24歳のときに男性ながらKaneboのCMに出演。当時ぴっかぴかの木村が“スーパーリップで攻めてこい”のキャッチフレーズで女性用リップのCMに出演し大きな話題となりました。また、メンズエステだとTBCのCMに出演後、ライバル企業のミス・パリのダンディハウスのCMにも起用されています。『ギャツビー』のCMも使用曲を含めて印象に残っている人も多そうです」(同)

 近年、木村は「バルクオム」以外に日本マクドナルドのCMなどにも出演しているほか、実は中国や韓国など国外でのCM出演も行なっている。

「もしかしたら木村さんも、結構お金で苦労しているのかもしれません。SMAP時代と比べれば仕事も減っていますしね。ドラマに出演していても、やはり広告的にはまだまだ落ち目感から抜け出せていない。俳優の稼ぎ口って結局、ドラマでは回収できない。いかに広告に出るか、その単価を上げていくための装置としてのドラマや映画のヒットなので。家族全員がタレントになってお金もかかります。生活水準を落とせるわけでもないし、奥さんは怖いしといろいろあるんじゃないですかね」(芸能記者)

 また、木村のみならずジャニーズ事務所自体が露骨な金策に走っているといった情報も。

「ジャニーズは最近、さまざまな事業に手を出そうとしているという話を聞きます。V6・岡田准一さんの監修で事務所内に設置されたジムもその一環で、ひょっとしたら木村さんを看板にしてコスメブランドの立ち上げといった展開もあり得るでしょう」(芸能事務所関係者)

 すでにアラフィフに入った木村。自らのルックスを売りにして稼げるのも残り数年。ここに来て、強引すぎる荒稼ぎが目立っているようだ。

最終更新:2020/05/21 21:00
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