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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 今井翼、大河出演で第2の本木雅弘に

大河ドラマ『麒麟がくる』に今井翼が出演! ジャニーズ辞めて本格俳優へ、第二の本木雅弘に!?

今井翼 OFFICIAL SITEより

 NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に、元ジャニーズの今井翼が出演すると発表された。今井が演じるのは、織田信長の家臣・毛利新介役で、中盤最大のヤマ場「桶狭間の戦い」の中で活躍する予定だという。

 今井といえば2018年にメニエール病を患い、そのままジャニーズ事務所を退所。その後、親交のあった歌舞伎役者・片岡愛之助の助けもあり2020年には松竹エンタテインメント所属となった。今回の大河ドラマ出演も、今川義元役で先にキャスティングされていた片岡のバーターではないかともっぱらだ。芸能記者の話。

「今井の松竹所属と芸能活動復帰については、退所して2年たったことや、ジャニーズと松竹の関係が良好であること、さらに事務所の副社長になった滝沢秀明と今井の関係性など、さまざまな要因があると思います。なんにせよ、今井は焦らず2年間じっと我慢していたのもよかったんでしょうね。たとえば、昨年ジャニーズを辞めた錦戸亮は、退所した翌日にSNSを開設し、自主レーベルを設立したと発表しましたが、業界の心証はかなり悪かった(苦笑)。事務所を辞めたらしばらくは大人しくしているべき、という古い慣習が芸能界にはまだなんとなくありますからね。錦戸は最初こそ威勢良く再始動を宣言したものの、案の定、今は失速気味。それでいうと、今井はじっくりしっかり足場を固めていたんだなという印象です」

 一方で、実は現在テレビや映画で活躍する俳優の中には「隠れ元ジャニーズ」が結構存在するのである。有名どころでいえば、反町隆史がその代表例だ。反町は「野口隆史」名義でジャニーズJr.として光GENJIのバックダンサーをしており、現在のTOKIOやV6のメンバーと同じユニットを組んでいたこともあった。その後、大手芸能事務所・研音に所属し、改名をしたのち俳優として再デビューをはかったのだ。

 また、A-teamに所属し、若手の名バイプレイヤーとして頭角を現している浅香航大もジャニーズJr.として、現在のHey!Say!JUMPのメンバーらと同じユニットで活動していた経歴がある。ほかにもワタナベエンターテインメントに所属していた中村優一(現在はフリー)、ホリプロに所属する髙橋颯など、大手に所属する元ジャニーズもいれば、小さい事務所に所属しながら2.5次元舞台で活躍する元ジャニーズもいる。中堅芸能事務所の幹部は、元ジャニーズの採用についてこう語る。

「『元ジャニーズ』の採用に関しては、やっぱりちょっと躊躇してしまう部分もある。というのも、『ジャニーズ』というのは良くも悪くもインパクトが大きくて、そのイメージを払拭するのが結構大変。だから改名したりするんですよね。なるべくジャニーズのイメージを引きずりたくないから。でも、これがなかなか難しい。

 また、ジャニーズさんからの圧力というよりは、制作側が忖度して『ジャニーズとの共演はまずいよな』とか『昔の話はNGかな』とか、やっぱりそういうのは多少あると思うんですよ。だからジャニーズさんと良好な関係を築いていて、きちんと根回しできる力がある事務所じゃないと、なかなか厳しいのかなと。

 反町さんや浅香さんは、ジャニーズを辞めてからきちんと時間を置いてほかの事務所に所属しましたよね。やはり、辞めてすぐの移籍は難しいけれど、ちゃんと時間を置けば問題ないのかもしれません。ただ、これらはみんなジャニーズJr.の話。今井翼さんみたくジャニーズでデビューして長く活動してきた方が、ほかの事務所に移籍するのは珍しいんじゃないでしょうか。でも過去には、郷ひろみさんや本木雅弘さんなど、成功した例もあるので今井さんにも頑張ってほしいですね」

 特に本木は「シブがき隊」として一世風靡した後、バーニングプロダクションのサポートを受け独立。その後、個性派俳優としてアイドル時代の活躍を凌駕する大躍進を遂げた。はたして今井も本木のように、俳優として飛躍することができるのだろうか? まずは『麒麟がくる』での熱演に期待したいところだ。

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最終更新:2020/05/19 10:00
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