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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > テレ朝報ステ、検証報道の難しさ

テレ朝『報道ステーション』、生き残りを図るも「実態、検証報道」の難しさが露呈

テレビ朝日公式サイトより

 富川悠太アナウンサーら出演者、スタッフが罹患したニュース番組『報道ステーション』(テレビ朝日系)。いまだに矢面に立たされているが、生き残る道はあるのか。

 15日放送分ではフリーアナウンサー・赤江珠緒氏の夫で同番組の総合演出担当を務める伊藤賢治氏が、自らカメラを回して闘病を記録した模様をオンエア。PCR検査で陽性判明後、「アビガン」や関節リウマチの治療薬「アクテムラ」の投与を受ける様子などが分かった。この日、キャスターを務めた小木逸平アナウンサーからは「スタッフの距離が、保てていたかなど、反省する部分はある」とした。

 同局関係者は「報道番組でメインキャスターの富川アナが罹患した影響はすさまじく、すでに退院しているが、いまだに番組復帰には至っていない。番組はもちろん、局としての信用、信頼も著しく低下させた案件だけに、この先もずっと報道番組として生き残れるかは正直、かなり難しい部分があると思う」と指摘する。

 そこで生き残り策として挙げるのが、今回のような「実態、検証報道」だという。

「今回の場合は番組スタッフが世界中で直面しているウイルスの怖さや治療の難しさを全国ネットの番組で出せたことは、非常に意義があると思います。今後も、そういった実態や、検証報道を例えば月に1度でもコーナーを設けて真摯に取り組めるか。ここにかかっていると思う」。だが、同局をはじめ現在は「どの報道番組も細かく班を分けて制作している体制を取っているため、時間がかかる企画になかなか力を入れにくい部分はある。そこもクリアしていかないといけないのは大変ですけど…」(同)

『ニュースステーション」』から受け継がれたテレ朝の報道枠は守り切れるのか。

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最終更新:2020/05/18 06:30
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