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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > とんねるず視聴率が1ケタ台

とんねるずの落日!? 『スポーツ王は俺だ!!』視聴率1ケタ台に転落の惨状

とんねるず

 わかっていたこととはいえ、とんねるずの落日ぶりが明らかになった。

 3日、テレビ朝日系で『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』特別編が午後6時30分から10時50分まで放送され、視聴率は第1部(午後6時30分~)が8.5%(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区・以下同)、第2部(午後7時~)が9.2%で2ケタ台を割り込んでしまった。

 同番組は2000年から1月2日か3日に放送されている正月番組で、12年からは夏(昨年は11月)にもオンエアされている。プロスポーツ選手がさまざまなスポーツで、とんねるずらと夢対決する内容で、かつては安定して15%を超える人気番組だった。

 しかし、マンネリ化ととんねるず自体の人気下落もあり、視聴率は完全なジリ貧状態。昨年11月10日放送回は10.1%とギリギリ2ケタ。今年1月2日のオンエアでは12.7%をマークしたが、今回の特別編はついに1ケタ台に転落してしまった。

「テレ朝が日曜のこの時間帯に放送している『ナニコレ珍百景』『ポツンと一軒家』は絶好調で、本来なら休止する必要などなかったのです。ところが新型コロナウイルス感染拡大の影響でロケができなくなって、ストックが少なくなってきた。そのため、『スポーツ王は俺だ!!』なら、ある程度は数字が獲れるかんじゃないかと思って放送したのでしょう。ですが、内容は正月に放送された回の傑作選。プロゴルフの渋野日向子、石川遼、プロ野球の山川穂高、ラグビーの松島幸太朗がリモートで出演しましたが、特段目新しい企画はなく、視聴者を落胆させました。その結果、裏の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)が19.4%と久しぶりの高視聴率をマークし、敵に塩を送る格好になってしまった」(スポーツ紙記者)

 同じテレ朝の正月特番である『芸能人格付けチェック』(MCはダウンタウン・浜田雅功)は、今年元日のオンエアでは、第1部こそ11.9%だったが、第2部では21.2%と大台を突破。3月31日に放送された『BASICB春の3時間スペシャル』も平日ながら16.0%をマークしており、『スポーツ王は俺だ!!』との視聴者の支持率の差は歴然。

「これでは『スポーツ王は俺だ!!』の今夏の放送はないかもしれませんし、20年以上続いた正月特番も、再来年あたりには打ち切りになってしまう可能性も十分ありますね。誰がどう考えても、もはやとんねるずの時代ではありません」(同)

 石橋貴明は唯一のレギュラー番組だった、午後11時台の『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)が3月で終了した。同局に泣きついて、4月からド深夜に『石橋、薪を焚べる』にスタートしたが、これもいつまでもつかわからない。相方の木梨憲武はTBSラジオ『土曜朝6時 木梨の会。』のみで、テレビのレギュラーはゼロの惨状。

 この現実で、さらに『スポーツ王は俺だ!!』まで打ち切られてしまっては、2人にとっては大打撃で、一世を風びしたとんねるずも完全終了といってもいいだろう。

最終更新:2020/05/17 06:30
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