錦戸亮が大復活へ? 大河ドラマで俳優業再開の可能性
錦戸亮の俳優としての活動再開を心待ちにしているファンは多いだろう。昨年ジャニーズ事務所を辞め、すぐさまソロアルバムをリリース、ライブツアーもソールドアウトで幸先の良いリスタートを切った錦戸。だが役者業はご無沙汰となっている。
ジャニーズ時代から仲の良かった赤西仁とのプロジェクト「N/A」を発足し、YouTubeチャンネル「NO GOOD TV」も展開。山田孝之や小栗旬とのオンライン飲み会を放送するなど、業界内の人脈を見せつけてもいる。
しかし地上波キー局のドラマ出演は今のところなく、錦戸は今年2月、Twitterに芝居への欲求を投稿していた。
<HDに未だに残してある以前出ていた青春ドラマを、数日間で一気に見直しました。懐かしくもあり、大変でも充実した日々だったなぁなんて、想いに耽っていました>
<久々セリフ言いたいなって欲も出てきました。何にも気にしないで馬鹿なふりして気軽に連絡くれればいいのにな>
本人にやる気はあるにもかかわらず、テレビマンが「何か」を気にしているからドラマ出演がかなわないのだ、と匂わせるこの投稿は反響を呼んだ。要するに、大人気タレントを複数抱えるジャニーズ事務所の常套手段「あの子を出すなら、うちの子は使わせない」が発動しているのではないか、という話だ。
「週刊女性」(主婦と生活社)2020年4月7日号は、テレビ局によるジャニーズ忖度でドラマのオファーが一切なくなり、錦戸は“負け組”に転落し「こんなはずじゃなかった」と後悔している……との記事を掲載。するとまた錦戸はTwitterを更新し、記事に反論した。
<某“Weekly Woman”から連絡がきた。どうやら仕事がないと方々で僕が嘆いているらしい。そんな薄い記事を相手にしちゃう僕はきっと仕事がないんだな コラ 見えてる所だけが仕事じゃないぞ>
ドラマのオファーがあるのかないのか。結論から言うと「ある」ようで、錦戸は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)2020年6月号に登場し、お芝居のオファーはすでに来ていると明かした。ただ、ジャニーズアイドルとしては出来なかったような役にも挑戦したいため、1発目の役者仕事は吟味しているのだという。
その「吟味した仕事」が、NHK大河ドラマになるのだろうか? 一部メディアが、2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』に錦戸が出演する可能性を伝えている。
「日刊ゲンダイDIGITAL」によれば、錦戸はこれまで出演したドラマのプロデューサーや演出家への営業活動に励み、ジャニーズ時代とは違う低姿勢な売り込みを続けたことが功を奏して、NHKが動くようだと言う。
『青天を衝け』の主演はアミューズ所属の吉沢亮。元SMAPの草なぎ剛が出演するとの噂もある。錦戸は2018年の大河ドラマ『西郷どん』で西郷隆盛の弟・西郷従道を演じ、好評だった。
NHKは『紅白歌合戦』をはじめ、ジャニーズとの関係性も深いが、一方でジャニーズ事務所から独立した「新しい地図」の3人も積極的に起用。草なぎ剛は独立後も変わらず『ブラタモリ』のナレーションを務めており、今年3月には、稲垣吾郎がNHK連続テレビ小説『スカーレット』に出演、香取慎吾は4月4日報道の『SONGS』に出演している。また、NHKは昨年7月、公正取引委員会がジャニーズ事務所に口頭注意を行っていたことについて、真っ先に報じていた。
『青天を衝け』についてはまだ主演と脚本、担当プロデューサーなどごくわずかな情報しか公式発表されていないが、果たして“元ジャニーズ”2人が登板となるのだろうか。
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