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日刊サイゾー トップ > 社会  > 女性用風俗がセックス情報商材を販売?

女性用風俗「東京秘密基地」がセックス情報商材を販売!「セフレを量産」「イカせまくり」にユーザーもドン引き

写真はイメージ(Getty Imagesより)

 近年、「女性用風俗(女性向け風俗と呼ばれることも)」、つまり女性客が男性キャストから性的サービスを受けるビジネスが、急増している。過去には、「女性向け風俗」を謳いつつも、実情は男性をターゲットにした「入会金詐欺」も横行していたが、現在は全国展開している大手チェーン店舗も登場するほどだ。

 荒川和久氏による独身生活者の研究を行う「ソロもんラボ」の、2020年の性風俗店の利用経験率調査(一都三県・20代~50代)によると、分母は不明だが、一番利用率の高い20代既婚女性で10%近くに上る。筆者の周囲でも、本人は利用したことがなくても「友人や職場の同僚が……」という話は耳にすることが増えたので、この統計に近いという実感はある。

 他にも、石田衣良による原作小説を映画化した『娼年』(18年)や、渡辺ペコのマンガ『1122』(講談社)など、メジャーな作品にも登場するようになり、世間的な認知度は高まっている。

 目下、新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けている風俗業界だが、当然「女性用風俗」も例外ではなく、営業自粛を余儀なくされている店舗や利用を控える客も少なくない。

 そんな中、コロナ禍とは関係ないところで、業界に激震が走る事件が起きたのだ。「女性用風俗」の大手である「東京秘密基地」が発表した、男性向け情報商材の内容が「あまりにもひどい」と話題になっている。

「東京秘密基地」オンライン講座のページ

「超人気AV女優を潮吹きさせた究極のセックス奥義ファンマ」、「セフレを量産しながら大金を稼ぐことができる」「パパ活だの港区女子だのほざいてる若い娘も抱けます」「童貞でもすぐに女性をイカセまくり、潮まで吹かせられてしまうファンマ」などなど、書いてるこっちの知能指数までダダ下がりしていきそうなフレーズが並んでいる。

 ちなみに「ファンマ」というのは、「ファンタジーマッサージ」の略で、東京秘密基地は自社の性感マッサージをそう呼んでいる。なお、筆者は秘密基地も他店も利用した経験があるが、具体的なテクニックに関して、とくに他店と差異はないことを付け加えておきたい。

 最後まで目を通すだけで1日が終わりそうなくらい、冗長なランディングページだが(途中でなぜか「創業者の母」からの手書きの手紙も登場してきて、不覚にも笑ってしまった)、要は「大手女性用風俗店のテクニックで女性を意のままにできる」という、よくある男性向け商材だ。なお価格は「77万円のところを11万円」(税込)といかにもな価格表示で煽っており、加えて問い合わせ先がGmailというのも、胡散くささに拍車を掛けている。

「元ホストが教える極秘テク」や「風俗嬢を夢中にさせる方法」など、ナイトワークを題材にしたセックス情報商材は、古くから多々存在するが、大手女性用風俗店がここまで大々的にやったケースは、さすがに筆者も記憶にない。

 案の定、女性客のSNSでは、「さすがにドン引き」、「これまで秘密基地に金落としてきたのを後悔するレベル」、「金のために女性をバカにしたデタラメばかり書く店なんだ」、「男性もバカにしているし、セラピストが可愛そう」、「まさか風俗の運営までが推しを人質にとってくるとは」などなど、反発の声が上がっている。

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