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日刊サイゾー トップ > 社会 > 政治・経済  > 血税が無駄になる今年の都知事選

小池百合子氏の当選確実で、都民のとんでもない額の血税が無駄になりそうな今年の都知事選

小池百合子・東京都知事

 新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、連日、会見を行い都の感染者の状況についての報告を続けているのが東京都の小池百合子知事だ。

 4年前の都知事選で当選し女性として初の都知事となった小池氏だが、任期満了に伴う東京都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)がこのまま行われる見通しだ。

「都知事就任以降、これと行って目立った政治的な実績がなかった小池知事だが、ここに来て“神風”が吹いたようなもの。東京都のCMでは自らが登場しまるで“政見放送”。連日の会見はまるで“選挙演説”で、現時点で当選はほぼ確実な情勢です」(都政担当記者)

 すでに、3月末の段階で自民党都連は独自候補の擁立を見送る見通しを表明。現時点で立候補を表明しているのは、前参議院議員で「NHKから国民を守る党」の党首をつとめる立花孝志氏ぐらい。

 おそらく、今後も有力な対立候補は名乗りを上げることはなさそうで、小池氏の圧勝に終わりそうだ。

「都知事選はとにかく金がかかる。舛添要一前都知事が当選した2014年は約46億円、小池氏が当選した前回は約48億円が費用として計上されている。投票所が『3密』にならないように工夫はするなどした場合、今年の都知事選はかかる費用、つまり都民の血税がさらに投入されることになりかねない。特例で選挙の時期を先延ばしにすることこそ、小池氏が就任時に掲げたスローガンの“都民ファースト”だと思うのだが……」(全国紙政治部記者)

 そもそも、小池氏は選挙活動すらしている時間もなさそうだが、現在のCM出演が選挙活動だから問題なし、ということか。

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最終更新:2020/05/13 12:12
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