沢尻エリカに恨み節!? 大河ドラマ『麒麟がくる』放送中断確定で越年の可能性も
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NHK大河ドラマ『麒麟がくる』(長谷川博己主演)の放送が中断することが確定した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、同局では4月から同ドラマの撮影をストップした。6月7日オンエア予定の第21話分までストックがあるとみられているが、現在の社会情勢を鑑みると“空白”が生じてしまうのが確実だ。
「5月31日で緊急事態宣言が解除されたとしても、大河の場合、出演者、制作スタッフの人数も多く、セットも大がかりであるため、すぐに撮影の再開はできません。1カ月程度の準備期間が必要。編集にも時間がかかりますから、1カ月以上は空いてしまいます。その間は再放送やダイジェストでしのぐしかありません」(テレビ局関係者)
昨年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の視聴率は、史上ワーストの全話平均8.2%(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区・以下同)に沈んだが、『麒麟がくる』は第17話までの平均で15%を超えており、全話平均では2016年『真田丸』(16.7%)以来の15%突破も見えていただけに、“中断”による、視聴率ダウンも懸念される。
視聴率もさることながら、最大のネックは“越年”しかねない状況である点だ。
「放送回数は全44話の予定でしたが、撮影再開時期が遅れ、中断期間が長くなれば、年内に収まらなくなってしまいます。もともとは10月に撮了する予定でしたから、キャストのスケジュールもそこまでしか押さえていなかったため、それ以降、うまくスケジュール調整できなければ、撮影期間はさらに延びてしまいます。そうなってくると、通常45分放送のところを拡大版にでもするか、放送回数を減らす措置をしないかぎり、年内での放送終了は難しくなってきます。唯一の救いは、来年に延期となった東京五輪、パラリンピック中継を想定して、通常の47話から3話少なくなっていたことですね」(同)
この非常事態に、同局ではあらためて沢尻エリカへの恨み節が出ているという。沢尻は斎藤道三(本木雅弘)の娘で、後に織田信長(染谷将太)の正室となる濃姫(帰蝶)役に起用されていたが、昨年11月に麻薬取締法違反の容疑で逮捕、起訴され降板。代役に川口春奈を立てて、沢尻の出演シーンを最初から撮り直しとなってしまった。
「沢尻降板の影響で放送開始が2週遅れとなってしまいましたが、撮り直しのロスがなければ、コロナによる撮影中断があっても、空白はできなかったかもしれませんし、まさに踏んだり蹴ったりで、あらためて沢尻への怒りが沸いているようです」(スポーツ紙記者)
大河が年を越してしまうとなると、何かと中途半端。同局では、越年を避けるべく、今後あの手この手の策を講じていくしかなさそうだ。
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