志村けんの“後継者”、2代目『バカ殿』めぐり騒動勃発!? 岡村隆史はラジオ発言で脱落、吉本興業も動き出すか
#志村けん #岡村隆史 #近藤春菜 #大悟
新型コロナウイルスによる肺炎のためこの世を去った、昭和を代表するコメディアン・志村けん。数々の人気番組を世に送り出してきた志村が晩年まで愛し続けたのが、フジテレビで放送を続けていた『志村けんのバカ殿様』だ。志村さん亡きいま、この長寿番組の今後をめぐって議論が起こっているという。
「バカ殿は志村さんのライフワークとも言われた番組で、フジテレビとしても視聴率が芳しくない中でも打ち切らずに続けてきました。スタジオセットなど作りも豪華だし、近年では過激なお色気シーンがネットで炎上するような騒動もありましたが、それでもCMは好調で、意外に儲かる番組だったんです」(民放関係者)
そのフジテレビでは、4月に『志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう』を放送し、ドリフターズのメンバーやいしのようこが顔を揃えるなどしたこともあり、21.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)という高視聴率をマーク。志村さん人気を再確認したことで、局内でも「バカ殿は続けるべきだ」という声が上がっているそうだ。
そこで浮上する問題が、“2代目バカ殿”の人選だ。
「2代目には、ナインティナインの岡村隆史と千鳥の大悟の名前が挙がっていました。岡村にいたっては、実際にパイロット版を作ろうという話も局内であったほど。ですが、先日のラジオ『オールナイトニッポン』での“風俗嬢発言”で、岡村の起用は白紙に戻ってしまいました」(前出の民放関係者)
そこで有力視されているのが、ここ数年で最も志村に可愛がられていた芸人・千鳥の大悟だ。
「大悟は、志村さんの偉大さを知っているがゆえに“2代目バカ殿”の話を断り続けていたんです。しかし、志村さんが亡くなった後に改めてその偉大さを知って、前向きにバカ殿を受ける方向で話を進める決心がついたようなんです」(同)
そんな中で、意外な候補も浮上しているという。
「志村さんと『志村軒』(フジテレビ系)などで共演していた、ハリセンボンの近藤春菜です。志村さんは近藤の演技力を非常に評価していて、お気に入りの存在でした。バカ殿のスタッフに『春菜でバカ殿やってみるのも面白いな』と話していたこともあったようです。近藤も、志村さんの訃報を伝えた『スッキリ』(日本テレビ系)では、生放送中に号泣してしまったほど、志村さんを慕っていましたから。
バカ殿は、番組に志村さんの名前を冠しているだけに、生半可な人選では引き継ぐことは難しい。そのためか、“女性版バカ殿”というまったく新しい形でのスタートも考えられているようです」(同)
また、番組の継続にあたってはこんな話も。
「バカ殿は、志村さんの所属事務所であるイザワオフィスが長らく企画・制作にも関わっていたのですが、吉本興業が協業で番組の継続を持ちかけているという話もあります。志村さんの活動で大半の売上を立てていたイザワオフィスは存続も危ぶむ声が上がっているほどで、いまはバカ殿の権利を買えないかと画策しているとか。一方の吉本は、バカ殿を新喜劇のように継続的なコンテンツに出来ないかと考えているようで、互いの利害が一致すれば話も早いのではないでしょうか」(同)
志村けんさんが残した偉大な番組は、どういった形で受け継がれていくのだろうか。
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