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『フリースタイルダンジョン』レビュー

『フリースタイルダンジョン』褒め合いバトルも圧勝のR-指定、突然のMC漢逮捕で今後どうなる!?

『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系/AbemaTV)

 5月5日放送『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)は、新型コロナウイルス拡大の影響で先週に引き続きリモートでの収録。「仕事、超なくなったでしょ?」というZeebra(じぶら)の問いかけにうなずくモンスターたちがStay Homeしながらどんな毎日を送っているか近況報告し合うトークで番組はスタートした。

 前回、「キムタクのドラマを見返している」と発言したR-指定は、さらにこんなことにハマっているようだ。

「恋愛アニメを見てみようと思って手を出し始めたら、すっごい恋愛したくなりましたね。女の子同士の恋愛ものを見ているんですけど、すごい良かったです。『citrus』(純情ギャルと生徒会長の義理姉妹が惹かれ合うラブストーリー)ってやつがあって見たら、女性同士なんですごい良かったんですよね。“恋愛してみたいな”みたいな」

 百合厨になるラスボス。どういう経緯をたどってそうなったのかが知りたい。キムタクのドラマを見終えた後、そこから「じゃあ、次は百合を見よう」とは普通ならないと思うのだ。しかも、百合の中でも特にドロドロした作品を選ぶところはさすがである。

 そして、このまま恋愛トークに突入するモンスターたち。Rは自分と同じ独身のID(あいでぃー)とTKda黒ぶち(てぃーけーだ・くろぶち)とDJ CELORY(でぃーじぇー・せろり)に「やもめ暮らしでパンパンの……どないしてんやろな?」と質問した。最年少のIDは「配信系は充実してるんで」とZoom飲みのテンションで回答する始末。ぐだぐだになりかけたところで、進行役のサイプレス上野から「今回はそういう企画じゃない」とストップがかかった。

褒め合いに照れ、下ネタに走る呂布カルマ

 今回行われるのは、「心優しいモンスターは誰だ!? フリースタイル褒めちぎりバトル!」なる企画だ。「対戦相手を褒める」をテーマにバトルを行うトーナメント戦である。普段はディスり合いをする番組が、いきなり褒めちぎりを競い合うという180度の方向転換。「ビーフならぬピースあふれまくるバトル」とは言い得て妙だが、松陰寺太勇(ぺこぱ)の“否定しないツッコミ”の方向性と、なんとなくかぶっている。このご時世ならではの企画ということだろう。

 1回戦の注目カードは、FORK(ふぉーく)vs呂布カルマ(りょふ・かるま)。2代目モンスター時代からの盟友で、現在は3代目モンスターの飛車角の役割を担う2人である。やはり、こういうバトルでもFORKはガチガチに踏んでいった。

「アカペラで褒め合い
これなら負けたって心は折れない
ハンパないぜ呂布カルマ
ギラギラのオールバックと筋通すラップ
いつも見てるその背中 しかも意外と優しい
しかも結構ムードメーカー だからいないと悲しい」

 列挙すると「褒め合い、折れない」「オールバック、通すラップ」「意外と優しい、いないと悲しい」で踏んでいる。続く2バース目もFORK流だ。

「どっちがセンスいいかわからねぇ
Emptyにはならねぇ
この自宅 まるで【コンプラ】しそうな状況
でもかます 即興で褒め合いたいぜ」

 列挙すると「センスいいかわからねぇ、Emptyにはならねぇ」「状況、即興」で踏んでいる。こうなると、「うんこしてぇな」「うんの後にこが付く」とうんこの話ばかりした呂布が悪目立ちしてしまう。下ネタとエロネタばかりぶっ込んだ呂布、本当に褒めることに慣れていないのだろう。というか、面と向かっての褒めちぎりに照れてしまっており、それもまたチャーミングではあるのだけど。結果、このバトルは呂布が勝利した。ジャッジ担当・Zeebraの判定基準がわからない……。

 準決勝に進出した呂布は、IDを下して準決勝に進出したTKと対戦。自宅にいることで気が緩んだか、呂布はまたしてもぶっ込んだ。

「TKda黒ぶち
【コンプラ】が太すぎ
TKda黒ぶち
【コンプラ】が黒すぎ
お前の黒ぶちよりも黒すぎるその【コンプラ】を
もうちょっと見せた方がいいんじゃねぇけ」

【コンプラ】になっている箇所は恐らく「陰茎」で、それを「TK」と踏んでいる。「TKda黒ぶち、陰茎が太すぎ」「TKda黒ぶち、陰茎が黒すぎ」「陰茎、いいんじゃねぇけ」で踏んでいるというわけだ。褒めるのが苦手で、どうしても下ネタに走ってしまう照れ屋な性分に逆に人間味を感じる。このバトルも、なぜか呂布が勝利した。

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