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週刊誌スクープ大賞

安倍政権の「検察庁法改正案」強行採決に怒りをぶつけろ! 日本人全員が世界の笑いものになる

 さて、いまだに感染源が不明な新型コロナウイルス肺炎だが、アメリカのトランプは、これが中国の武漢の研究所から流出したに違いない、報告書を近々出すと息巻いている。

 ここの正式名称は、中国科学院武漢ウイルス研究所という。国際的な生物安全基準の最高クラスを備えた国内最高峰の研究機関だそうである。

 新型コロナウイルス肺炎は、コウモリを媒介として人間に移ったという説が濃厚のようだ。

 研究所から16キロほど離れたところにある武漢華南海鮮卸売市場が、疑惑をもたれている。

 ここではいろいろなものが売られ、その中にはコウモリもあるという。

 ここで感染爆発が起こり、武漢全体が76日間にわたって封鎖されたのだ。

 また武漢の研究所では生物兵器の研究をしていたという報道もあるようだ。

 トランプは、この研究所の闇を引き裂くことができるのだろうか。注目ではある。

 同じ現代に、コロナ患者を優先するため、がん患者が後回しにされていると報じている。

 もちろん、不要不急、急いで手術しないでも大丈夫な患者だが、がんの中には、足が早く、置いておけば助かる者も助からないと、北里大学医学部の比企直樹主任教授はいう。

「一番は膵臓ですよね。それから僕らが扱う胃、食道。これらは放置しておくと悪くなってしまうので、できる限り早い治療が必要です。

 (中略)極端な見方をすると、本来なら20%だった死亡率が、時間を置くことで30~40%くらいまで上がることになる。ですから延長するとしても、できるだけ早い治療の再開が必要となります」

 国立がん研究センターのデータによれば、生涯にがんで死亡する確率は、男で24%、女で15%で、毎年、およそ100万人ががんに罹患し、約37万人が亡くなっている。

 今のところ、新型コロナウイルス肺炎の感染者は約1万5000人で、死亡者数は約600人である。

 この数字を見ても、がん患者を後回しにすることの意味のないことが、わかるはずだ。

 コロナ騒ぎの中で、いろいろな行動をする人が現れている。

 ポストが報じている、大阪大学人間科学研究科未来共創センター招聘教授で現役の医師でもある石蔵文信(64)の発言は注目を呼んだ。

 石蔵が高齢者向けに作成した「集中治療を譲る意志カード(譲カード)」である。

 そこにはこう記されている。

「新型コロナウイルス感染症で人工呼吸器や人工肺などの高度治療を受けている時に機器が不足した場合には、私は若い人に高度医療を譲ります」

 石蔵は、こう話す。ICUやエクモが足りない日本で、さらにコロナの重症者が増えると、現場の医療従事者は「命の選択」を迫られるかも知れない。

「激務の医療従事者に重い精神的負担を強いるのは酷なので」、譲カードを作成したというのだ。

 もちろん、ここでもいろいろな人が、賛否をいっている。

 私は、こういう意見を持っている年寄りの気持ちはわかる。私より10歳も下である。

 偉いと思うが、私は、譲る気にはならない。

 私が、死ぬ間際なら致し方ないが、それまでは、命の価値は平等であるはずだ。

 年寄りだから手当てをしないでいいという考えは、一つ間違うと非常に危険だ。

 こういうことを年寄りにいわせる前に、政治が、木っ端役人どもが、医療崩壊にならないように手を尽くすのがやるべきことであるはずだ。

 政治の貧困が、こんなことまでいわせるのだ。医療崩壊と、以前から何度も唱えていたのは、嘘だったのか。

 あれから少なくとも2,3か月がたち、いまだに同じことの繰り返しである。

 アホずらで、毎日のようにアホなことをいい立てている暇があったら、新国立競技場の中に、重症者用の医療施設をすぐにつくれ。

 中国だったら、1週間でつくるぞ。今は医療崩壊ではなく、政治崩壊というべきである。

 貧困なお頭の政治屋たちのために、助かる命が失われている。これこそが、今そこにある深刻な危機である。

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