SexyZone・菊池風磨「肋骨の男」──肉体改造を成功に導いた骨格のヒミツ
#ジャニーズ #中島健人 #菊池風磨
世はまさに、大筋肉時代──
フィットネスジムの店舗数は、2010年の約3600弱から18年には約5800弱にまで増加(ATカンパニー調査)。筋トレ関連書籍もヒットを飛ばし、昨年刊行された『はじめてのやせ筋トレ』(KADOKAWA)は50万部を突破している。ダイエットのため、健康維持のため、アンチエイジングのため……とにかく我々は、筋肉を欲している。
自粛中、運動不足に陥り筋力も低下する今日この頃、ここはひとつ有名人たちの筋肉を鑑賞することで、己を鼓舞しようではないか。そこで今回は、都内で整体院を営み、自身を「無類のカラダオタク」と称する整体師・整針子先生が、有名人たちの骨格と筋肉を丸裸にする!
第一回:菊池風磨──伸び悩むSexyZoneにひと匙の筋肉を
SexyZone、デビュー9年目にして伸び悩んでますね。ジャニーズのアイドルたちはみんな売れっ子がゆえ、競争も激しい。6年連続で出場していた紅白歌合戦からも外されてしまうし、下からはキンプリ(King & Prince)の突き上げ、上はもうKinKi Kidsくらいからずっと詰まりっぱなし。中間管理職は大変です。
ですが、この停滞期に何をするか、将来に向けて何を準備するかによってスターの資質が問われるというもの。そんな中、メンバーの菊池風磨さんと中島健人さんは、ここ最近体を鍛えているそうですね。特に菊池さんは、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ)や『相席食堂』(朝日放送)などで、鍛え上げられた裸体を惜しげもなく披露し、ジャニーズらしからぬバラエティ番組での活躍ぶりで視聴者の注目を浴びているようです。今回はそんな、裸体が売りの菊池さんの筋肉を見ていきましょう。
肉体改造に勤しんでいた彼は、ファンの間で「太った?」と心配されている時期もあったようですが、筋肉を増やすためにはまず脂肪が必要なのです。増えた脂肪を燃焼させ、それにより筋肥大を起こし筋肉の体積を増加させる。「大きく鍛えられた体」というのはこのように作られるのです。
ボクサーのような「痩せマッチョ」が持て囃される時代もありましたが、今流行っている筋トレはどちらかといえばボディビルダー寄りで、肩幅、胸板、胴体などを厚く鍛えるものだと思います。しかし、「体を大きくする」ということは誰にでもできることではありません。その人が持った“素質”もある程度は必要なのです。
それでいうと、菊池さんは素質がある! もともと体格が良く、肋骨も厚く脚もまっすぐで、とてもいい骨格をしています。10代から20代前半にかけては、若さゆえの肩の細さや、柔らかく餅のような肉質のせいで頰がまろく、ポチャポチャした印象でした。しかし25歳になり、背筋、前頸、胸の筋肉が鍛えられたことで頰もスッキリし、キリッとした顔つきへ変わってきたように思います。
10代をすぎると基礎代謝がどんどん落ちて、痩せにくくなっていきます。ですが、30歳への助走の時期に入った今から筋肉を準備しておけば、“中年太り”にも対応できるわけです。肉体への先行投資には、必ずリターンがあるのです。
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