たけし軍団に愛想尽かした!? 玉袋筋太郎、ケンカ別れだったオフィス北野退社劇
#本多圭 #浅草キッド #玉袋筋太郎
さる4月30日、漫才コンビ「浅草キッド」の玉袋筋太郎が、それまで所属していた芸能事務所「TAP」(旧・オフィス北野)を退社していたことを明かした。ビートたけしの弟子として知られる玉袋は、自らのYouTubeチャンネルで、「3月31日をもって円満退社した」と語ったが、真相は喧嘩別れ状態だったという。
「玉袋は、2年前にたけしが『オフィス北野』を独立した時から、事務所を辞めるつもりだったものの、古参の軍団のメンバーから“辞めるな“と圧力をかけられ、仕方なく残っていた。ところが、ここにきて我慢の限界に達したようです」(元事務所関係者)
2019年3月、たけしは自らの名前を社名に冠したオフィス北野から独立。その際、当時社長だった森昌行氏に対し、たけし軍団が経営責任を追及したが、相方の水道橋博士が参加するなか、玉袋の姿はなかった。
「玉袋は、当時から軍団の行動を冷ややかに見てましたね。たけしと共に自分も辞めるつもりで、たけしに筋を通しに行き、辞めることを了解してもらっていました」(当時を知る元事務所関係者)
軍団が森氏を追及したのは、独立を正当化するため、愛人だったE子さん(後に入籍)から森氏の経営の杜撰さを吹き込まれたたけしが、軍団をけしかけたためだった。実際、軍団は映画『アウトレイジ』顔負けの迫力で森氏を吊し上げ、悪者に仕立てようとしたが、森氏が「週刊新潮」(新潮社)誌上で反論。事実関係を否定されたうえ、森氏から法的措置も辞さない構えをみせられた軍団は、和解を余儀なくされ、テレビ界からも敬遠されるようになった。
「しかも、たけしは独立する時、自分が所有していたオフィス北野の株を売却して、残留する軍団や他のタレントのための運転資金として事務所に残すと言っていたにもかかわらず、事務所に買い取らせた株のカネを自分の懐に入れてしまったんです」(元事務所の内情を知るテレビ関係者)
軍団は、いずれたけしの新事務所に合流できると信じていたが裏切られ、あてにしていた運転資金も与えられなかった。その様を見て、玉袋が軍団に愛想を尽かしたのは想像に難くない。
「森氏が去った後、社長に就任したのは、つまみ枝豆ですが、残された事務所の稼ぎ手は、ガダルカナル・タカと枝豆の妻の江口ともみ、それに玉袋の3人くらい。軍団の圧力で残留した玉袋には、“売れない先輩芸人をなぜ俺が支えなければならないんだ”という不満もあったのでしょう。さらに、玉袋が経営する赤坂の『スナック玉ちゃん』に、酔った枝豆とマネジャーが現れて嫌がらせをしたため、堪忍袋の緒が切れたのでは、という噂もあります。実際、社長である枝豆に絶縁状を叩きつけるようにして事務所を辞めたそうです」(前出の元事務所関係者)
他方、たけしはといえば、昨年末、オフィス北野に対して、「これからも『オフィス北野』の名前を使うなら、使用料を払え」と主張。社名変更を迫られた事務所は、今年から社名をTAPに変更した。
「玉袋の不信感を募らせるような事態が相次ぐなか、昨年11月には、たけしの運転手で付き人だった石塚康介さんが、E子さんと事務所の『T・Nゴン』をパワハラで提訴しました。その石塚さんがTwitterで孤軍奮闘している姿を見て、玉袋が応援するようなツイートを投稿。すると、それに気づいたたけしが、“俺の悪口を言っているな“と威圧したんです。尊敬していたたけしにも、愛想を尽かしたのかもしれません」(玉袋を知る先輩芸人)
玉袋は今回の退社によって、軍団だけでなく、たけしの呪縛からも逃れたともいえる。玉袋の第2のお笑い人生に期待したい。
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