97歳の漫才師・内海桂子の入院で気になる『ウンナン』『ナイツ』との本当の関係
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東京演芸界の重鎮で、現役最高齢漫才師の内海桂子が歩行困難などの症状のため、都内の病院に入院していることがわかった。病気や体調不良ではないというが、自力歩行ができず独力での生活が困難なことから、今年1月末頃から入院しているという。
御年97歳、芸歴は80年以上という内海。「ナイツの師匠」として語られることが多いが、今や舞台に立つ姿を知らない世代がほとんど。そのため、“大物感”がいまいちピンと来ていない人も多いのではないだろうか。
「ウッチャンナンチャンや出川哲朗が所属していることで知られるマセキ芸能社、その所属第1号が内海桂子・好江です。約半世紀コンビを組んだ好江とは、一時ギャラをめぐるいざこざから事実上の解散状態に。その後和解しましたが、好江は1997年に亡くなっています」(芸能記者)
お笑い芸人の養成所と言えば有名なのが吉本興業の『NSC』だが、一方で、多数のお笑い芸人を輩出しているのが横浜放送映画専門学院(現:日本映画大学)。80年代の卒業生には、ウッチャンナンチャンや出川がおり、85年に日本映画学校となって以降もバカリズム、狩野英孝、古坂大魔王、ニッチェなどが芸人として羽ばたいている。
「そこで講師をしていたのが内海です。同校には、映画製作の技術を学ぶ映像科と俳優科が存在し、俳優科の授業では、内海桂子・好江を講師に招いての漫才の授業があった。彼女らの御眼鏡に適ったコンビは、その場でスカウトされ、マセキ芸能社を紹介される流れに。俳優志望だったウッチャンナンチャンの2人は内海から漫才転向を勧められ、その後、マセキ所属となったため、事実上弟子扱いされています」(前出・芸能記者)
一方、“直弟子”であるナイツとの関係はどうか。
「ナイツは内海が一人で活動するようになってから、マセキ芸能社入り。彼女のネタが好きでといった類いの理由ではなく、事務所の会長から内海の弟子にならないかと勧められたことで漫才協会入りし、内海桂子一門となった。指導を受けたのも、『漫才師とはこうあるべきだ』『ちゃんとしたおそろいのスーツを買いなさい』といったネタ以外の部分で漫才師としての立ち振る舞いを教わったという意味での師匠のようです」(芸能関係者)
内海にはぜひ元気になって、100歳まで現役を続けてほしいものだ。
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