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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『チコちゃん』唐沢寿明がボケまくり
『チコちゃん』レビュー

『チコちゃんに叱られる!』隙あらばボケようとする唐沢寿明

チコちゃんを貴様呼ばわりする唐沢寿明

 続いてのテーマは「なんでお土産店には木刀が売ってるの?」で、答えは「高橋さんが頑張ったから」だった。回答者に選ばれた唐沢は不満顔である。思わず、チコちゃんを怒鳴り上げた。

「貴様……じゃない、君! 絶対わかんないから」(唐沢)

 詳しく教えてくれるのは、福島県会津若松市で木工業を営んでいる高橋通仁さん。実は、木刀のお土産を全国に広めたのは高橋さんの先代で父の信男さんだそう。1972(昭和47)年、高橋さんは高卒で図面を複写する会社を立ち上げた。しかし、営業力がなく会社をすぐに潰してしまう。そこで彼は復活を誓い、東京で訪問販売員として営業力を磨くことに。

 ある日、信男さんが会津若松に帰省すると、土産物店に並ぶ木刀が目に入った。会津は白虎隊が人気なので、土産物店で昔から木刀を売っていたのだ。「これだ! これは全国で売れる」と、信男さんは木刀を売る商売に賭けることにする。電話帳で土産物店や問屋の住所を調べ、全国の店に直接足を運ぶ信男さん。磨いてきた営業力が生きたのだ。白虎刀の刻印はご当地に応じて変えることで営業成績はどんどん伸び、観光地を中心に木刀は全国で売られるようになる。

 最盛期には年間16万本も売り上げていた木刀。しかし、子どもの数が減るとともに売り上げは激減。さらに、子どもが好きな遊びはチャンバラ遊びではなくなってしまった。現在、高橋さんの会社はピザトレイなど別の商品を製造することで採算を保っているようだ。

「当然、木刀だけでは会社がまったく成り立たない。ほかの物を作っているから木刀も作っていられる、というようなところでしょうかね。でも、まだまだファンはいますからね。男の子たちの魂を揺さぶり続ける限り、木刀を作り続けます」(信男さん)

 信男さんの人生には、VTRを見ていた二階堂も感銘を受けた模様。

「ひとりの男性の生きざまを見られて良かったです。ぜひ、次の朝ドラに」(二階堂)

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