コロナ自粛で避難中!? 「ことりカフェ」の鳥たちの今
#勝手にしらべ隊
「ホームステイ」を満喫することりたち
私事で恐縮だが、子どもの頃、父が庭に小屋を建ててくれて、30羽くらいのインコを飼っていたことがある。しかし、こんなふうになついてくれる子は、残念ながら1羽もいなかった。鳥は本来そういうものなのだと思っていた。
しかし、「ことりカフェ」を訪れた際、ことりたちがスタッフさんにずいぶんなついていることに驚かされた。
特に前出の太一くん(たいちゃん)などは、スタッフさんにはずいぶん甘えて見せ、積極的にケージから出たがるわりに、もふタイム(ふれあいタイム)の指名をすると、背を向けたままそっとなでさせてくれるだけで、もふタイム終了の合図とともに自分から勝手にケージに戻っていく賢さ・塩対応ぶりだった。中に人が入っているとしか思えないくらいの「プロ」の仕事である。
そんな太一くんは、スタッフさんの自宅の窓から外を優雅に眺めたり、飼い犬と仲良くなったりもしているらしい。
もはや「ホームステイ」の日々が快適すぎて、夏休み明けの子どもたちの登校日が憂鬱なように、果たして明るく元気にお店に戻ることができるのか、心配になるほど幸せそうである。
そんなことりたちは、束の間の休息を楽しんだ後、休業明けの7日に、再びお店に戻ってきている。
「ことりカフェは全国で鳥グッズ販売のイベント主催もしており、愛鳥家のファンも多く、クラウドファンディングの継続プロジェクトにも、現在多くのご支援をいただいています」と川部さん。リターンにはかわいいグッズも多く、購入することで同店への支援ができるので、興味のある人はのぞいてみては?
(文=田幸和歌子)
●5月15日まで、クラウドファンディングでの支援を募集中
https://camp-fire.jp/projects/view/251654?list=watched
ことりカフェTwitter @kotoricafe2014
Instagram @kotoricafe
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