世良公則、コロナ禍で発信力増すもメディアは早くも“取り扱い注意人物”に指定か
#新型コロナウイルス #世良公則
このところ、にわかに存在感を増してきているのがロック歌手の世良公則だ。
4月30日、自民党の甘利明衆院議員が「東日本大震災しかり、危機の時こそ日本人は世界の尊敬を集めました。要請だけで接触をここまで減らせる日本って、やっぱり凄いですね。あと一息です。ゴールデンウィークをステイホームで『さすがニッポン!』って、もう一度世界に言わせませんか」とツイートしたことに反応。
自らツイッターで「政府の援助無しでここまで、弱りきっていても『今は我慢する時』と自分に言い聞かせ努力するのが日本人。そんな国民に政府は『はいはい。良くできました。もう少しです。頑張りましょう』と言える神経が理解できない」とつづった。
これが波紋を広げ、世良の事務所には「自民党員」を名乗る人物から脅迫文が届いたという。さらに一部のネット住民から「お前達は一緒に歌おう、踊ろうって言ってればいいんだ」などの誹謗中傷されたことに激怒。再びツイッターで「アーティストを激しく侮辱する発言がございましたので許しがたく削除いたしました。ここでの炎上目的の不謹慎無礼な投稿は削除させて頂きます」と公表した。
「一連のやりとりはスポーツ紙が電子版で伝え、世良は一躍話題の人となりました。マスメディアも、世良のツイッターを定点観察するようになっています」(ワイドショー関係者)
その流れに乗った一部夕刊紙は、世良の政治的発言を引用し「安倍政権は芸能界を敵に回した」と報じた。すると世良はツイッターで「あるニュースソースにおいて、先日の私の主張が他のアーティストの方々と並べられ『安倍政権は芸能界を敵に回した』と括られ報道がなされたようだ」と言及。
続けて「本意では無い、他人の意思が介在し、形を変えられる。真実と異なるそのような偏った報道こそが私は恐ろしい」「私は、一度も偏見を持ち安倍政権の批判をした事はありません。この戦後最大の国難、一刻も早く疲弊し不安に押し潰されそうな国民を救って頂きたいだけです。その決断は現政権下、安倍総理に託されているのですから。主権在民、皆さんそれぞれが、ご自分の声を国会議員の方に正しく届けてください」と呼びかけた。一連の〝世良語録〟を観察していた週刊誌記者は次のように語る。
「コロナ禍で外出自粛が続く中、マスメディアはネットニュースで稼いでいる。有名人が番組やブログでひと言、ふた言、つぶやいただけで記事にする。おなじみの芸能人や文化人がネットニュースになっているのは“引き”があるからで、世良さんは遅れて登場したルーキーみたいなもの。ところが、一部夕刊紙の見出しに反応し、長文で反論してきた。マスコミの立場からすると『うわっ、面倒くせぇ』でしかない。瞬く間に“取り扱い注意人物”に指定されました(笑)」
曲がったことが大嫌いなのはロッカーの性分なのだろう。気軽にマスコミの“オモチャ”になるような人物ではなかったようだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事