『JIN-仁-』再放送で、内野聖陽の演技が「坂本龍馬役の完成形」と再脚光
#ドラマ #内野聖陽 #JIN-仁
改めて「名作」だったと視聴者の心を打ったようだ。
大沢たかおが主演し、2009年10月期と11年4月期に放送されたドラマを再編集した『JIN-仁- レジェンド』の完結編が5月3日放送された。
4月18日から3週連続で土日に3時間放送され、いずれも2桁視聴率を獲得していたが、感動のクライマックスにネット上では号泣報告が多数見られた。
そんななか、「圧倒的な演技力」として改めて脚光を浴びたのが、坂本龍馬を演じた内野聖陽だ。ネット上では「内野さんで坂本龍馬役はほぼ完成形まで作り上げられた」「現時点ではこれ以上の坂本龍馬はいない」「何度見てもハマり役」との声が後を絶たない状況となっている。
「これまで武田鉄矢、福山雅治、江口洋介、小栗旬、渡辺謙、真田広之、浜田雅功などがそれぞれの味を出して坂本龍馬を演じてきました。とりわけNHK大河『龍馬伝』の福山はカッコ良さでは群を抜いていて、世間の印象も強い。しかし、内野に関しては龍馬のだらしなさ、情けなさ、豪胆さ、人たらしなところとか、人々が思い描く龍馬そのものを演じきっていたように思います」(テレビ誌ライター)
そんな内野にはこんな撮影秘話もあったようだ。週刊誌記者が言う。
「撮影前に高知県までわざわざ出向いていて、居酒屋で土佐弁が飛び交うのを聴いて土佐弁習得に励んだそう。結果、地元の人たちが『上手い!』と認めたほど高い完成度に仕上げました。龍馬を尊敬する武田鉄矢は『JIN-仁-』では緒方洪庵を演じていますが、『坂本龍馬は私が演じたかったのですが、内野さんの演技を見たらもう彼に譲るしかありませんでした』と脱帽しています」
新型コロナによる撮影ストップで、現在はドラマの再放送が多いが、内野のように再評価されたことで今後重宝される役者が出てくるかもしれない。
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