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週刊誌スクープ大賞

吉村洋文大阪府知事、「コロナ対策」独自の言葉で発信し47都道府県県議からも好評価

 萩本欽一が文春で、志村けんのことを語っている。2人は、ほとんど一緒に仕事をしたことはないという。

 だが、志村がドリフのメンバーになる前から注目していたという。志村も、コント55号の台本を見せてくれないかと、テレビ局の人間に頼みに来ていたそうだ。

 欽ちゃんは、コロナの時代、お笑いというのはしゃべりではなく、動きこそが重要だ、「しゃべらない笑い」を生み出さなくてはいけないと語っている。

 欽ちゃんは、浅草の劇場でコメディアンの修業をしたが、それは「動き」の修行だった。志村も、

「彼の芸が子供から大人までみんなに喜ばれたのは、誰にでも分かる『動きの笑い』を極めていたからだった。そのことにこだわったけんちゃんは、言葉通りの『芸人』だった」

「しゃべらない笑い」の原点は、そう、チャップリンである。私も、チャップリンの『街の灯』や『殺人狂時代』などを見返している。彼の笑いは落語に似ている。同じものを何度見ていても、同じ場面で笑う。

 欽ちゃんは、「けんちゃんは一番大事なときにいなくなってしまった。いまこそ必要とされるコメディアンだったのに……」

 今夜は、チャップリンの『ライムライト』を見て笑って泣くか。

 上司の和泉洋人首相補佐官と出張先で、コネクティングルームに泊まり不倫していたという大坪寛子厚労省大臣官房審議官だが、兼任していた内閣官房健康・医療戦略室次長を4月1日付で解かれたと、文春が報じている。

 コロナ感染が広がり、世界的な問題になったダイヤモンド・プリンセス号の対応のまずさで、呆れられたのであろう。

 しかし、これだけ彼女の不倫が大きな問題になっているのに、堂々と大手を振って昼日中を歩いているのは、どういう神経をしているのだろうか。

 女というのは不可解な生き物である。

 注目夫婦2組の今後は、真逆になりそうである。鈴木杏樹と不倫していた俳優の喜多村緑郎だが、文春によれば、妻で元宝塚スターの貴城けいは「離婚しない」と決心を固めたという。

 2人は弁護士を仲介役として、関係修復に向けての話し合いが行われているそうである。

 こちらも弁護士を立てるようだが、結論は全く違うようだ。女優の杏と俳優の東出昌大だが、東出の女遊びがどうしても許せない杏は、離婚を決意したというのである。

 その背景には、東出が出ていたCMなどが打ち切りになり、その違約金が億を上回るといわれることも関係しているという。

 杏には、東出の肩代わりをする気はさらさらないそうだ。

 さて、文春の合併号の大特集は「ほんとうの韓国」。何やら韓流ブームが戻ってきたようで、うちのカミさんは大喜びである。

 映画『パラサイト』がアカデミー賞を取ったから企画したようだが、このところ、コロナ対策でも成果をあげている韓国だから、日本との差は開く一方だ。

 いろいろな分野で韓国を取り上げているが、やはり面白いのは、映画である。

 映画評論家の町山智浩が21世紀韓国映画ベスト11をあげている。

『嘆きのピエタ』『お嬢さん』『新感染 ファイナル・エクスプレス』『アシュラ』『哭声/コクソン』『タクシー運転手 約束は海を越えて』『1987、ある闘いの真実』などなど。

 早速『アシュラ』を見てみた。韓国お得意のバイオレンス映画だが、あまりにも血みどろで、辟易した。

『パラサイト』もそうだったが、なぜ、韓国映画は、最後に血を見ないと収まらないのだろう。

 このほかにも本、Kポップスなど、文大統領批判以外は楽しく読める。

 楽天の三木谷浩史会長が、オールジャパンで一刻も早く全国民のセルフPCR検査をと力説していたが、自社から検査キットの販売を開始した。

 このキットの開発・製造を手掛けているジェネシスヘルスケアを創業した、佐藤バラン伊里という女性は、以前から「米国心臓外科医」といっていたが、文春によると、経歴詐称疑惑が浮上したというのだ。

 その上、このキットは無許可の上、陽性か陰性かわからないそうだ。これ以上詳しく触れなくても、楽天関係者が、「現在、佐藤氏を退任させる方向で調整しています」という言葉でわかるだろう。

 楽天は、社運を賭けて売り出した携帯電話事業も、まだまだ先が見えない。楽天と孫のソフトバンクのこれからは、苦難の道のりになるようである。

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