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米倉涼子らの離脱で窮地のオスカープロ、売れないタレントの“人員整理”に着手か

米倉涼子

 大手芸能事務所オスカープロモーションに所属していた、タレントの岸明日香が1日、同事務所を退社し、しばらくはフリーで活動することを報告した。

 岸はモデルとして芸能界デビューし、ドラマ、映画、バラエティ番組などで活動した後、2018年6月にオスカーに移籍。16年からスタートした『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』シリーズ(テレビ東京系)、『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)などに出演したが、正直チョイ役が多く、一般的には顔と名前が一致しない、ほとんど“無名”なレベルのタレントだ。

 ここで見え隠れするのが、今後、同事務所が稼げない所属タレントたちを“人員整理”するのではないかとの点だ。

「オスカーでは3月いっぱいで社長職から退いた創業者の古賀誠一会長の娘婿が専務に就任し、パワハラ問題が浮上。それが引き金となったのか、大量の社員、タレントが退社しました。ここ最近では、草刈民代、忽那汐里、ヨンア、岡田結実らが辞めましたが、オスカーにとって、大きな痛手となったのがエースである米倉涼子の離脱です。

 たいした稼ぎがないタレントに辞められても、痛くはないですが、米倉の退社はかなり厳しい。それに続くのが、上戸彩、武井咲といったところですが、いずれも育児優先で、仕事を大幅にセーブしているため、戦力になっていない。

 小芝風花、田中道子、河北麻友子、藤田ニコル、堀田茜らががんばってはいますが、彼女たちのレベルでは、会社の屋台骨を支えるまでに至らない。こうなってくると、売れていないタレントまで面倒見る余裕がなくなります。従って、コスト削減のため、リストラを敢行していく可能性は十分。いい商品がいなくなれば、業界での立場でも弱くなりますし、“オスカー帝国”は崩壊していくしかないんじゃないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 岸が人員整理されたのか、自主的にやめたのかは定かではないが、今後も同事務所をやめていくタレントが後を絶たないだろう。

最終更新:2020/05/04 22:00
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