岡村隆史の芸人人生で“最大のピンチ”に駆けつけた「相方・矢部浩之の思惑」
#ナインティナイン #岡村隆史 #矢部浩之 #お笑い芸人
女性への軽蔑ともとれる発言で問題になったお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が4月30日深夜、レギュラー番組『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)に生出演。2時間にわたり“謝罪”を貫き通したが意外だったのは相方・矢部浩之が「公開説教」を行ったことだろう。
番組開始から35分が過ぎたころ、突然「やったなあお前、やってもうたな」と言いながら自己紹介もすっ飛ばして現れた矢部。岡村が何度も「ごめんなさい」などと頭を下げたが、自ら「公開説教しようと思って(スタジオに来た)」と切り出した。その後、番組終了の午前3時まで終始、岡村の今回の発言につながると思われる部分を矢部なりに感じたところを次々と挙げて諭し、最後は「結婚しろ!」と説いた。
番組をチェックしていた芸能関係者は「番組をリタイアした矢部さんがスタジオに駆けつけたのはいいとして、最も衝撃的だったのはコンビ仲について自ら『あまりいい感じやない』と断言したことだ」と指摘。
番組内では岡村の目についたさまざまな言動を間近で見るのを避けるべく楽屋を別にするよう頼んでいたと話していたが、前出の芸能関係者は「今なら矢部、岡村それぞれピンの仕事でも成立するわけで、コンビを継続させようとこの日のように番組に乗り込んだのは、それなりの思惑がある。本人たちはどう思っているかわからないが、やはりこの世界において“ナイナイ”のブランドはかなり大きく、影響力も強い。それを手放したら自分たちがどうなるのかを矢部さん自身が一番、わかっている」と話す。
矢部といえば自身がMCを務めるスポーツ番組『やべっちF.C.』(テレビ朝日系)が視聴率低迷と昨今の社会情勢でJリーグが開幕できず、放送するテレビ朝日にとってかなりの重荷になっているため、打ち切り危機に瀕していることは業界内で周知となっている。
「これで岡村さんまで壊れたら、それこそ芸能界で生き残れませんから。そうした危機感を最も持っていたからこそ、わざわざ深夜の生放送で叱ったのでしょう」(同)
岡村が心を入れ替えて再びナイナイのコンビが脚光を浴びる日はやってくるのか。
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