東出昌大『コンフィデンスマンJP』で棚ぼた再放送復帰、ゲス不倫でもCMがそろっていたワケ
#ドラマ #東出昌大 #コンフィデンスマンJP
フジテレビは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今春の月9ドラマ『SUITS2』(フジテレビ系)の3話以降の放送休止を発表した。次回の放送日は未定となっており、27日に関しては代わりに同じく月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』から傑作選が放送となった。まさかの作品にテレビ業界のみならず、ざわめきが広がっている。
その理由は目下、不倫騒動でバッシングを受けている東出昌大が主演クラスで出演しているため。冬クールの『ケイジとケンジ』(テレビ朝日系)の終了後、完全にテレビから姿を消していた東出だったが、このようなタイミングで“テレビ復帰”を果たすことになるとは自身でも思っていなかったに違いないだろう。
もちろんフジテレビの狙いは、大ヒットした『コンフィデンスマンJP』の映画2作目が公開予定であるからだ。多くの映画作品と同様に延期となっているが、長澤まさみをはじめとした豪華出演陣が登場し、莫大な制作費がかかった映画作品の宣伝のためにと、割り切った判断を行ったということだろう。
24日に『コンフィデンスマンJP』の、ツイッター公式アカウントでの告知に東出が動画で登場した際には、ファンからの好意的なコメントが寄せられていたが、地上波での放送となると新たなバッシングが起こることも想像できたはず。そして、放送しても視聴率が取れない可能性も高い。そもそも、地上波放送時に低視聴率で話題になっていたにもかかわらず、映画の興行収入を底上げするための苦肉の策を取らざるを得ないほどフジテレビは追い詰められていたということだろうか?
「在宅率は上がって視聴率も連動しているものの、コロナの影響で経済が停滞しているので、なかなかテレビの広告がはいらない状態です。もともとテレビからネットへ広告費が移りぎみだったところだったので、穴を埋めるACの広告ばかりに。車などの商品も売れない。広告も作れないなど問題山積みですね」(広告代理店社員)
『コンフィデンスマンJP』は1作目の映画は大ヒットしたものの、本放送であるドラマの視聴率は平均で8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、最高視聴率で9.5%と低迷した作品であることも懸念となっているそうだ。
「なので、再放送にあたって広告が全然つかないんじゃないかなんて噂もありました。もともと月9の枠の中で広告費が入っていたので、放送を見たら通常通りナショナルクライアントが並びましたが、”東出出演案件なら広告を降りる”といわれるなんてこともありえます。それでなくとも今、テレビ局の営業は大変。再放送だから金額を下げろなんて交渉も行われているようですからね」(同)
テレビ局の広告営業担当にも、コロナ対策で厳しい措置が取られているとか。
「大手代理店では、テレビ局の営業担当者には自社の執務室への入室禁止を通達しているところもあるようです。テレビ朝日が社内感染だったこともありますし、テレビ局はいまも人の出入りが多いので……」(テレビ局スタッフ)
ただでさえCMが厳しい状況の中で、東出不倫を逆手に取ってなんとかしようという“痛みを伴う戦略”はひとまず、功を奏したと言えるのだろうか……。
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