二宮和也は洗脳されている? 芸能界に巣食う不気味な霊能スキャンダル
嵐の二宮和也(36)と昨年11月に結婚した元フリーアナウンサーのAさん(39)が、「女性霊能師」に心酔しているという。4月30日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた記事によれば、夫妻は今年の元日に極秘結婚式を行う予定で準備を進めていたが、気の毒にもジャニーズ事務所に阻止されてしまったそうだが、挙式を始め夫婦の動向にアドバイスしているのが、件の女性霊能師だというのだ。
結婚式の予定は嵐のメンバーにも知らされていなかったそうで、となると出席者は嵐メンバーなどジャニーズ関係者を除いたごくわずかな身内だったのかもしれない。だが一方で吉永小百合や西島秀俊など、二宮が懇意にしている著名人は招待していたというから、ジャニーズ事務所としても「完全プライベートというわけにはいかない」と判断し、中止を要請したのだろうか。
さて、嵐の活動休止を待たずして、事務所やメンバーの反対を押し切っての結婚も、挙式前のウエディングフォト撮影も、昔からのファンにとってみれば“二宮和也らしからぬ行動”だという。「文春」はそうしたファンの不信感に応えるかのように、<メンバーで最も親しい相葉や、二宮の家族は「誰かに洗脳、マインドコントロールされているのでは」と心配するまでになっていた>と綴る。どうも二宮とAさんの会話には占いやスピリチュアル系の言動が多いのだそうだ。
同誌によればAさんはかねてよりその女性霊能師を「マダム」と呼び「マダムが言うには~」とよく話していたそう。マダムは高齢の女性霊能師で、財界や政治家にも多数の顧客を抱えるという。
Aさんに限らず、こうした“洗脳”報道はかねてよりおいしい芸能記事として扱われてきた。2015年には能年玲奈(現・のん)が「生ゴミ先生」こと“謎の女性演出家”A子さんに洗脳され演技のレッスンを受けているほか、個人事務所設立にあたってもこのA子さんが取締役に就任していたという報道があった。ただこれを本当に“洗脳”と呼んでいいのかどうかは疑問だった。何しろのんは所属していた大手芸能事務所からの離脱問題で揉めに揉め、2020年の現在もなお問題が解決したとは言い難い状況にあるからだ。
さらに遡ること2011年頃のこと、オセロの中島知子が同居している女性占い師に洗脳され、コントロールされているという報道が相次いだ。当時、テレビバラエティのみならずドラマや映画でも女優として活躍中だった中島は、その後急激にメディア露出が減り、消えた。だが、この「女性占い師」を知る芸能記者曰く、「あの騒動は本当に謎だった」という。
「中島さんとその女性は本当にただの親密な友人というか、同年代の女友達という感じでした。その女性が占い師だと名乗っていたこともないですし、何がどうしてそんな報道になったのか、周辺はただただ困惑していましたね」(芸能記者)
騒動が落ち着いた2015年、中島は『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)へ出演して真相を自ら語ったが「洗脳はされていないですね」「仲が良いと家に来るじゃないですか。そんな感じです。だからしょっちゅう家にいたりとか、そういう感じでいただけなんですよ」と、あくまでも友人だったことを強調していた。
「自分は洗脳されてしまった」と明かした例もある。辺見マリは『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演し、自称“拝み屋”の女性たちの口車に乗せられ、実に4億9000万円もの大金を貢いでしまったと吐露した。
ジャニーズ事務所の現会長・メリー喜多川氏や、その娘で同社社長の藤島ジュリー景子氏には懇意にしている“お抱え占い師”や“家相を見るお抱え鑑定士”がおり、特にメリー氏は大安吉日などに強いこだわりをもつといわれる。コンサートや舞台の開催発表日も風水で決めることが多いという。やはり芸能界は水商売、不安定な業種だけに占い等にすがりたくなるものなのだろうか。
また、芸能界という特殊な世界においては、身近な人へ仕事やプライベートの相談を行うのも憚られる場合があるだろう。そうしたとき、秘密を守れる相手として、占い師や霊能者に相談することも選択肢の一つとして自然なのかもしれない。
ただし、他方を貶めるために「洗脳されている」等と歪んだ噂を流布するケースもある以上、全ての洗脳スキャンダルを鵜呑みにはできないが……二宮の場合は、どちらなのだろう。
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