ナイナイ岡村隆史、深夜ラジオで謝罪も女性視聴者と業界内の嫌悪感は収まらず!?
#ナインティナイン #岡村隆史 #お笑い芸人
今月23日放送の自身のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)での女性蔑視発言が波紋を広げていた岡村隆史が翌週30日深夜放送の同番組で謝罪した。
岡村は同月23日の放送回でリスナーからの「今後しばらくは風俗に行けない」という悩みに対し、「コロナが終息したら絶対、面白いことがある」とし、「短期間ですけれども、美人さんがお嬢(=風俗嬢)やります。なぜかといえば、短時間でお金を稼がないと苦しいですから」などとコメント。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で収入が減ったり、生活苦に陥った女性らが風俗業に就く可能性があるという持論を展開し、猛批判を受けていた。
30日の放送回で岡村は、番組冒頭から「先週の『岡村隆史のANN』での僕の発言によって、たくさんの人たち、特に女性のみなさんに不快感を与えたことについて心から謝罪させていただきます。本当に申し訳ありませんでした」と語った。
その後も20分以上にわたって何度も謝罪の言葉を繰り返し、相方の矢部浩之が駆けつけて、「緊急事態よ。情けないよ」と一喝する場面もあった。
岡村によるラジオでの生謝罪を受けてインターネット上では、「真摯に謝罪したし、今後は気をつけて頑張ってほしい」や「反省しているので、この話題は終わりでいいと思う」といった意見もある一方、「謝罪したからいいとは思えない」、「謝罪と思考は別。あんなふうに心の中で思っていると分かった以上、今後は岡村の出演してる番組は見ない」といった厳しい意見も目立つ。
岡村に対する業界内の見方も依然として厳しいもののようだ。バラエティー番組を手掛ける放送作家はこう語る。
「僕も岡村さんのラジオでの謝罪は聴いていましたが、真摯に反省しているようですし、相方の矢部さんが収録に駆けつけて厳しく叱ったのもそれなりの効果はあったと思います。とはいえ、今のテレビ業界は女性視聴者に支えられているのが実情。近年はやりの不倫騒動しかり、テレビタレントにとって女性視聴者を敵に回すのは致命傷になりかねない。まして内容が内容だけに反発は不倫の比ではないですからね」
さらに今回の一件で、過去に波紋を広げた岡村のある発言が再びクローズアップされているとか。
岡村といえば、2011年に俳優の高岡蒼佑(※当時は蒼甫)のツイッターでの発言をキッカケに広がったフジテレビの韓流偏重批判騒動の際、同じく『ANN』(当時のタイトルは『ナインティナインのオールナイトニッポン』)で「高岡さんも大変。俺ずっと言ってるけど、つぶやくからや。見なかったら見なかったでいいのよ。それだけのことやのに、それをなんでみんなに言う必要があるのかと思ってまうねん」や「簡単なことなのよ、電気代しかかかってないんだからテレビなんて。ペイパービューだったらまだしも、タダで見てんねんから電気代以外は。もうやめよう、ツイッターとか」と発言し、物議を醸した。
「岡村さんにしてみれば、ツイッターの怖さをネタにしたつもりなのかもしれませんが、当時はフジの『めちゃイケ』のメインMCを務めており、同じくフジ系列であるニッポン放送の番組内での発言だったこともあり、『フジの韓流偏重を擁護している』『公共の電波を使ったテレビ番組を見たくなければ見なければいいなんて何様のつもりだ!』など一部から猛批判を受けました。そして、今回も同じ番組内での失言という共通点もあり、アンチファンを中心に当時のことまでクローズアップされているんです。今はあの頃よりもさらにテレビ局もラジオ局も世間の声に対してセンシティブになっていますからね。岡村さんの番組起用に関しては、今後しばらくはかなり慎重にならざるを得ません」(同放送作家)
くしくも、相方の窮地に駆け付けた矢部は「緊急事態やでナインティナイン」と話していたが、岡村は身から出た錆とはいえ、芸人人生最大の窮地を脱することができるのだろうか?
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