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『フリースタイルダンジョン』レビュー

『フリースタイルダンジョン』ERONEが見せた世を憂うフリースタイル!

『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日/AbemaTV)

 4月28日放送『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)は、新型コロナウイルス拡大の影響でリモートでの収録となった。とうとうこの番組もリモートか……と思ったが、そもそもモンスターたちはミュージシャンである。自宅で粛々と楽曲制作に励む日々を送っているのだろう。言うなれば、今回は“在宅フリースタイルダンジョン”だ。

 家で過ごすモンスターたちを見て、気づいたことがいくつかある。まず、JUMBO MAATCH(じゃんぼ・まーち)とDJ CELORY(でぃーじぇー・せろり)の自宅が特に住み心地が良さそうだ。清潔感で言ったら、CELORYの家が抜群である。そして、加湿器が稼働しまくるR-指定の自宅。「これが、年収1千万円のラッパーの家なのか」と感慨深い。Rはこの自粛中、木村拓哉の主演ドラマを改めて見直しているという。

Zeebra「ちょっと待ってください。Rさん、キムタク目指してるんですか(笑)?」

R-指定「そうでしょ、男なんかは! 全員そうでしょ」

Zeebra「Rさんのその長髪は、そもそもキムタクを意識しているんですか!?」

R-指定「知らなかったんですか、逆に。メチャクチャ目指してますよ(笑)! 男前の教科書の文字のところに『木村』って書いてあるでしょ」

 この時代にキムタクを目指し、『プライド』(フジテレビ系)や『GOOD LUCK!!』(TBS系)を見返しているR-指定(あーるしてい)。ラスボスとしての風格が十分か否かは疑問符が付くが、確かにかわいらしくて面白い。あと、Zeebraの「今年こそアルバム出す」発言は本当だろうか? だとしたら、かなり楽しみである。

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