『アベンジャーズ』シリーズが5分でわかる! 1日1本、MCU挑戦への手引き【自粛中だから見たい景気がいい映画】
#映画 #杉山すぴ豊 #アメコミ #アベンジャーズ #MCU
『アベンジャーズ』が5分で““理解る””徹底解説
この7本でつづる物語を超大ざっぱに説明すると、この世界に同時多発的にヒーローが現れるようになります。億万長者で天才科学者が自ら開発したパワード・スーツを着て活躍するアイアンマン、現代によみがえった第二次世界大戦時生まれの超人兵士キャプテン・アメリカ、地球では北欧神話の雷神という形で語り継がれてきた宇宙の王子ソー、科学実験の失敗で恐怖や怒りを感じると温厚な科学者が変身してしまう緑色の巨人ハルク、神業の弓の使い手ホークアイ、抜群の身体能力と戦闘スキルを持つ女スパイ、ブラック・ウィドウ。
彼らはNYがエイリアン軍団に襲われたことからチームとなりこれを撃退、ここにアベンジャーズというチームが結成されます(『アベンジャーズ』)。一方、銀河宇宙には曲者ぞろいのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーというチームも誕生しました(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』)。
アベンジャーズにはその後たくさんのヒーロー仲間が加わりますが(『アベンジャーズ:エイジ オブ ウルトロン』)、彼らの戦いによって市民や街にも被害が出るようになると「ヒーローは危険だ」という世論が巻き起こり、アベンジャーズを国連が管理すべきという風潮になります。これをきっかけに、アベンジャーズを支えてきたアイアンマンとキャプテン・アメリカが対立、アベンジャーズは解散状態となります(『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』)。
一方、この時宇宙にいたソーとハルクは、宇宙にも大きな異変が起こることを知ります(『マイティ・ソー:バトルロイヤル』)。銀河にはサノスという魔人がいたのです。
サノスは絶大な力を持つといわれる6つの秘石インフィニティ・ストーンを手に入れ、この銀河宇宙を根本的に変えてしまうという恐るべき計画を実施しようとしていました。しかもサノスは、アベンジャーズにとってもガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにとっても共通の脅威だったことがわかります。
こうしてサノスの野望を阻止すべくアベンジャーズやガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、魔法使いのドクター・ストレンジ、銀河最強の超人女性キャプテン・マーベルらがサノスとその軍団に立ち向かうのです!(『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ:エンドゲーム』)
ヒーローものというと毎回新たな敵が現れ、主人公たちがそれを退治するというVSもののイメージがありますが、このストーリーをお読みいただけたらわかるように、大河ドラマ=サーガとしてのスケールと深みがあります。じっくり楽しむにはピッタリです。
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