『アベンジャーズ』シリーズが5分でわかる! 1日1本、MCU挑戦への手引き【自粛中だから見たい景気がいい映画】
#映画 #杉山すぴ豊 #アメコミ #アベンジャーズ #MCU
新型コロナウイルス感染拡大を受け、ゴールデンウィークにもかかわらず自粛を強いられれている我々に残された最後の(?)娯楽、それが「おこもり映画鑑賞」である。こんな時期だからこそ見たい「否が応でも免疫が上がりそうな景気のいい映画」を好事家たちが紹介する! 第2回目はアメキャラ系ライター・杉山すぴ豊氏が登場!
いわゆるシリーズものというのは人気作だからシリーズ化されるわけで、面白さが保証されているといえます。けれど、そのシリーズの存在に途中から気づいた場合、すでにもう多くの作品がリリースされていて今からは入りづらい、という心理的抵抗があるかもしれません。そういう意味で今は、自宅にいる時間を使って、気にはなっていたけどパスしていたシリーズものにチャレンジするいい機会かもしれません。
そういうわけで、まずは「アベンジャーズ」系です。いまやすっかり人気ジャンルとして定着したアメコミ(アメリカン・コミック)のヒーローものを原作とするシリーズです。スパイダーマンで有名なマーベル・コミックのヒーローたちの実写映画化で、この映画群はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)というくくりになっています。
1作目は2008年の『アイアンマン』、そして2019年の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』まで、現時点で23作が封切られています。このMCUの特長は、一つ一つの作品=ヒーローの物語は独立していながら、すべてが同じ世界観の出来事(=ユニバース)となっている点です。だからヒーロー同士が共演したり、共通の敵と戦ったりすることもある。例えていうなら「ドラえもん」と「オバケのQ太郎」が同じ世界観の話であり、ときどきドラエもんとオバQが協力してジャイアンをやっつけるみたいなイメージです。
MCUの中核となるのは「アベンジャーズ」と呼ばれるシリーズ。これはMCUの人気ヒーローたちがチームを組み、より大きな世界の(いや、宇宙の)脅威と戦うというものです。いくらなんでも23作全部を観るのは大変なので、この「アベンジャーズ」を中心に観ていただければとMCUの魅力がわかるかと思います。
1日1本として計7本なら『アベンジャーズ』『アベンジャーズ:エイジ オブ ウルトロン』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』『マイティ・ソー:バトルロイヤル』『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ:エンドゲーム』を観れば(多少わからない部分もあるでしょうが)大丈夫。
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