チュートリアル徳井のテレビ復帰がさらに遠のく!? スポンサーも尻込みした視聴者の反発
#本多圭 #チュートリアル #徳井義実
昨年10月に個人事務所における約1億2,000万円の申告漏れが発覚して以降、芸能活動を自粛してきた、お笑いコンビ『チュートリアル』の徳井義実。今年3月、新宿ルミネtheよしもとの生配信ライブで舞台に復帰したことで、それまでMCを務めていた日本テレビ系バラエティ番組『しゃべくり007』でのテレビ復帰が噂されていたが、ここにきて、その道のりはまだ長そうだという見方が強まっている。
「所属の吉本興業は、闇営業問題で活動自粛した『雨上がり決死隊』の宮迫博之とは異なり、徳井に関しては、なんとか早く復帰させたやりたいと水面下で働きかけていました。宮迫の場合は、処分問題がクリアになっていないにもかかわらず、勝手にYouTuberとして復帰してしまいましたから手助けをするつもりはないようですが、徳井に関しては、『しゃべくり』での復帰を日テレ側にもちかけていたんです。ところが、先日放送された同番組の名場面集で、日テレは徳井の出演シーンをほぼカット。復帰への道のりの険しさが窺い知れました」(番組制作会社プロデューサー)
4月20日に放送された『しゃべくり007 2時間SP~大スター名場面!! YOSHIKI&志村けん&マツコ他~』は、同番組の過去11年間の名場面を振り返る、特別総集編。徳井は、当初からMCを務めてきたが、この総集編では、徳井の出演シーンがほぼカットされていたのだ。
徳井の申告漏れに関しては、その額が1億超と巨額だったことから、約7,500万円の申告漏れで活動自粛した“板東英二超え”とも揶揄されている。その坂東は、復帰までに1年以上を要したが、ただ、坂東の場合は、所得隠しだけが理由ではなかった。
「坂東は、新宗教団体『法の華三法行』の福永法源元代表との関係が取り沙汰されていたこともあって、復帰に時間がかかっている。2人は福永氏の原作で1994年に公開された映画『億万長者になった男』に坂東が出演したのがきっかけで関係を深めたようです」(宗教ジャーナリスト)
新宗教団体『法の華三法行』の福永法源元代表といえば、3万人の信者から約1,000億円を集めたとされる人物で、2000年に詐欺容疑で逮捕され、懲役12年の実刑判決を受けている(既に出所)。
映画出演で知り合った坂東は、福本氏が集めたカネに群がっていた一人だったという。
「坂東は、東京の仕事があると、必ずといっていいほど当時、愛人と噂された女性マネジャーを伴って、静岡県富士市にある『法の華』の本部に立ち寄っていました。それで帰りに、法外な“車代”をもらっていたんです」(前出のジャーナリスト)
お車代だけではない。所得隠しが発覚した坂東の個人事務所『オフィスメイ・ワーク』が、『法の華』の宣伝番組を制作していたことも発覚。そのために、復帰に時間がかかったとみられている。
徳井に関しては、確かに申告漏れの額こそ坂東より多かったものの、他にスキャンダラスな噂はなかったため、比較的早期に復帰するのではないかと見られていた。そして、その筆頭候補に挙がっていたのが前述の『しゃべくり007』だったが、その思惑はもろくも崩れてしまった。
「やはり、“復帰が早すぎる”という声が大きい。吉本の先輩芸人・ほんこんも、徳井が舞台復帰した際、『これは絶対、あかんで!』と苦言を呈していましたが、実際、視聴者からも抗議が殺到しました。それでスポンサーも尻込みしてしまい、日テレでの復帰が遠のいたんです」(前出の番組制作会社プロデューサー)
追い打ちをかけるかのように、新型コロナウイルスの感染拡大によって、バラエティ番組の収録は軒並み中止に。徳井のテレビ復帰は、まだまだ先のことになりそうだ。
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