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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 岡村隆史の炎上に油をそそぐレゲエ歌手

岡村隆史をかばったレゲエ歌手・MINMI、「女子の本音」代弁者を謳っていたのに大炎上のお粗末さ

「女子たちの本音を代弁する」と標榜していたMINMI

「MINMIは実力も信念もあるボーカリストですから、彼女なりの哲学があるんだと思うんですよ。14年に発表した『ヤッチャイタイ』という曲では、女性の性欲の部分を包み隠さず歌詞に綴り、MVではキャバクラで働く女性などを採用し、『日本女子たちの本音を代弁した問題作』という触れ込みで売り出していました。彼女のこうした作風や過去の発言からしても、『女性だってセックスに対して主体的に語っていいじゃないか』という考え方をしているんでしょう。だから今回の騒動も、『女性が性風俗に従事することをネガティブに捉えたくない』という思いで発言したのかなと汲むことはできる。

 ですが、そもそも岡村さんの発言を批判している人は、性風俗の是非を議論しているのではない。新型コロナウイルスがもたらすであろう貧困問題をどう捉えるか、という話じゃないですか。貧困に陥った女性が望まない職業を選ばないと生きていけなくなることが、どれだけグロテスクなことなのか、アーティストとしてちゃんと考えて発言したのかな? という疑問は拭えません」

“日本女子たちの代弁者”たるMINMIの提言は、当の“女子たち”にはどう届いたのだろうか。ニッポン放送の火消しも虚しく、しばらく議論は続きそうな気配だ。

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最終更新:2020/04/29 09:00
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